せんまい‐がん【千枚岩】
千枚岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 05:37 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動千枚岩(せんまいがん、phyllite、フィライト)は、変成度が粘板岩と結晶片岩(片岩)との中間の変成岩(広域変成岩)。広域変成作用における変化度の最も低い変成岩で、微粒な再結晶は認められる。灰緑または灰褐色の絹糸光沢を有し、薄い葉片状にはげやすい。
泥質のものは泥質千枚岩(pelitic phyllite)、砂質のものは砂質千枚岩(psammitic phyllite)と呼ばれる。
関連項目
参考文献
- 益富壽之助 『原色岩石図鑑 全改訂新版』 保育社、1987年、ISBN 4-586-30013-2。
- 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996年、ISBN 4-586-31040-5。
外部リンク
- 千枚岩(地質標本館)
「千枚岩」の例文・使い方・用例・文例
- 千枚岩という変成岩
- 千枚岩のページへのリンク