メカトロニクス【mechatronics】
メカトロニクス
機械工学(メカニクス)と、電子工学(エレクトロニクス)を結合した技術のことで、和製英語。機械工学に電子工学の技術を取り入れた総合技術で、機械の電子化、あるいは機電一体化の技術のこと。メカニズム、センサー、アクチュエーター、電子情報処理の4つのハードウエア技術と、システムを使いこなすためのソフトウエア技術から構成される。代表的なものとして、NC(numerical control=数値制御)工作機械、産業用ロボット、コンピューター周辺機器などがあり、工業の広い分野の製品に応用されている。
メカトロニクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 00:29 UTC 版)
メカトロニクス(英語:Mechatronics)とは、機械工学、電気工学、電子工学、情報工学の知識・技術を融合させることにより、従来手法を越える新たな工学的解を生み出す学問・技術分野をさす[1]。
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- ^ “第51回技能五輪全国大会「メカトロニクス」職種 競技課題 (PDF)”. ものづくり基盤強化> 第51回技能五輪全国大会. 中央職業能力開発協会 (2013年8月20日). 2015年1月12日閲覧。
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- ^ 松浦大輔「研究室対抗メカトロ設計コンテスト」、『日本機械学会誌』第109巻第1057号、2006年12月、 964-965頁。
- ^ “メカトロ設計コンテスト”. 東京工業大学岩附研究室. 2018年6月24日閲覧。
- 1 メカトロニクスとは
- 2 メカトロニクスの概要
- 3 関連雑誌
- 4 資格・免許
- 5 参考文献
メカトロニクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 14:52 UTC 版)
「普通名称化した商標一覧」の記事における「メカトロニクス」の解説
1972年(昭和47年)に安川電機により商標登録されたが、現在では存続しておらず、機械工学と電子工学が融合した学問・技術分野を示す一般的名称となっている。
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