感性工学
情感を介在させたものつくり。品質には感情にかかわる要素が存在し、わくわくする、ほっとする、かっこいい、落ち着くなどの言葉で表される形や色、感触などを無視できない。そこに着目した工学をいう。自動車のように感情移入しやすいデザインではとくに重視されるようになった。感性は、英語ではsensitivity、sensivility、sentimation、feeling、affectionなどが適応するのだろうが、この分野は日本がもっとも関心が高いらしく、表記の訳語が通用する。
感性工学
感性工学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/01 04:04 UTC 版)
感性量は感覚量よりもさらに内面的に人の心が評価するような量のことである。しかし感性量と感覚量の境界は必ずしも明確ではない。心理量という言葉は感覚量のみならず感性量をも含んで使われることも多い。感覚量は人が感覚器官で感じたままの量であり、生理的には感覚神経の発火信号の量に相関すると考えられるが、感性量はさらに内面的にもしくは総合的に評価される量と言える。 様々な物理化学的刺激の強さとそれに対して生じる感性の相関を測定評価する試みは盛んに行われており、その結果を製品の質の向上や人間生活の向上に役立てようとする試みは感性工学と呼ばれている。日本では1998年(平成10年)10月に日本感性工学会が発足して研究が続けられている(外部リンク参照)。 感性量には例えば次のようなものが挙げられる。「食感」「風合い(ふうあい)」。また「手触り」「不快指数」「快適さ」「爽快感」[要出典] 等々。
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