インフォマティクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 14:30 UTC 版)
インフォマティクス(英語:informatics)は、情報学[1]・情報処理・情報システム・情報科学といった分野の周辺ないし関連分野である。自然物または人工物としての情報の管理、構築、蓄積などを研究対象とし、概念的あるいは理論的な基盤の発達を目的とする。コンピュータの発達により、個人的にも組織的にも情報をコンピュータで扱うようになり、現在では主に社会的認知の側面を対象とした情報技術の影響を研究が行なわれている。またバイオインフォマティクス(bioinformatics)など、インフォマティクスという用語は特殊化された情報の管理やデータ処理、情報知識の統合、概念的または理論的な情報の統合といった事柄を示す。
- ^ 歴史的事情により混乱があったため、訳語としての「情報学」は、英語informaticsに対応していることもあればinformation scienceに対応していることもある。また、「情報学」の記事に詳細があるが、英語information scienceは、日本において「情報科学」と呼ばれた範疇とはすこし違う分野を指し、日本ではもっぱら「情報学」の語が使われたという歴史的事情がある。
- ^ 高等学校教科「情報」の英文表記について-情報処理学会
- 1 インフォマティクスとは
- 2 インフォマティクスの概要
- 3 語誌
- 4 商標
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