ソサエティー5.0とは? わかりやすく解説

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ソサエティー‐ごてんゼロ【ソサエティー5.0】

読み方:そさえてぃーごてんぜろ

society 5.0日本政府により閣議決定された科学技術政策基本指針の一。人工知能・ビッグデータ・ユビキタス関連情報技術従来技術組み合わせ社会あらゆる分野新し製品やサービス提供できるよう、研究開発投資進めようとするもの。

[補説] 内閣府設置した総合科学技術・イノベーション会議が、平成28年度2016)から5年間の科学技術政策策定した第5期科学技術基本計画において重要な基本指針として掲げた。名称は、人間社会構造において、狩猟農耕工業情報に続く5番目の変革位置づけたもの。


ソサエティー5.0

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 17:27 UTC 版)

ソサエティー5.0Society 5.0)は、日本政府が提唱する未来社会のコンセプト[1]科学技術基本法に基づき、5年ごとに改定されている科学技術基本計画の第5期(2016年度から2020年度の範囲)でキャッチフレーズとして登場した[1]サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、新たな未来社会(Society)を“Society 5.0(ソサエティー5.0)”として提唱しており、2021年(令和3年)版 科学技術・イノベーション白書では、「Society 5.0の実現に向けて」と題してSociety 5.0を特集し解説動画を公開している。


  1. ^ a b c 新井紀子 (2016年4月7日). “スマート社会計画「ソサエティー5.0」、肝はデータ”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXKZO99346090W6A400C1X12000/ 2017年10月18日閲覧。 
  2. ^ 政府広報オンラインによるSociety 5.0の説明では『「狩猟社会」「農耕社会」「工業社会」「情報社会」に続く、人類史上5番目の新しい社会、それが「Society(ソサエティ)5.0」です。第4次産業革命によって、新しい価値やサービスが次々と創出され、人々に豊かさをもたらしていきます。』としている。
  3. ^ a b c 「ソサエティー5.0」の衝撃 第5の新たな社会とは”. 東芝. p. 1 (2017年4月19日). 2017年10月18日閲覧。
  4. ^ 我が国産業が目指す姿(コンセプト)として「Connected Industries」を発表しました』(プレスリリース)経済産業省、2017年3月20日http://www.meti.go.jp/press/2016/03/20170320001/20170320001.html2017年12月4日閲覧 
  5. ^ 市場規模は760兆円。ウィズコロナ時代に拡大する「Society5.0」とは?”. 2020年8月11日閲覧。
  6. ^ 「ソサエティー5.0」の衝撃 第5の新たな社会とは”. 東芝. p. 2 (2017年4月19日). 2017年10月18日閲覧。
  7. ^ 「新産業構造ビジョン」 ⼀⼈ひとりの、世界の課題を解決する⽇本の未来”. 経済産業省. p. 7 (2017年5月30日). 2017年10月18日閲覧。
  8. ^ Society 5.0 -ともに創造する未来- | Policy(提言・報告書)”. 一般社団法人 日本経済団体連合会 / Keidanren. 2019年12月23日閲覧。
  9. ^ Society 5.0 for SDGs | 経団連”. keidanrensdgs. 2019年12月23日閲覧。


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