サイバー空間
サイバースペース【cyberspace】
サイバースペース
サイバースペース
【英】cyberspace
サイバースペースとは、コンピュータとネットワークにより構築され、さまざまな情報が行き交う、「場」に見立てられる仮想的な世界のことである。単に「インターネットの世界」などと言い換えられる意味合いで用いられていることが多い。
サイバースペースという表現は、米国の作家ウィリアム・ギブソン(William Gibson)が1984年に発表したSF小説「ニューロマンサー」(Neuromancer)における使用が初出とされる。いわゆるサイバーパンクのキーワードとして広く認知され、次第により広い場面で用いられるようになった。
今日では、いわゆるサイバー犯罪(ハイテク犯罪)が犯行の場とする「犯罪の舞台」というような文脈でも、サイバースペースなどの語が用いられることがある。
サイバースペース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 22:05 UTC 版)
サイバースペース (英:Cyber-space) は、コンピュータやネットワーク上に構築された仮想的な空間(仮想空間)のことを指す。サイバネティックス (cybernetics) と空間 (space) を組み合わせた混成語で、電脳空間、サイバー空間とも言う。ネットワーク上で人々が現実世界のように交流を持ったり社会的な営みを行ったりする場であることを、物理的な空間に例えた言葉。SF作品などではコンピューターと人間の能力が結び付き、才能が開花するオンライン世界の仮想空間のことを呼称することが多いが、実際にはインターネット環境やインターネットそのものを指す語として用いられる[1]。
注釈
- ^ ギブスンは、物理的な空間とは別に存在するネットワーク空間をサイバースペースと呼んだ初めての人であり、同時代のブルース・スターリングらとともにサイバーパンクという一大ジャンルを引っ張っていった[2]。
出典
- ^ “サイバースペースに生まれたメタバースやアバター、これらにつながるSF界のビジョナリーとは (3/4)”. ダイヤモンド・オンライン. ダイヤモンド社 (2021年11月4日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ “連載「ゲーマーのための読書案内」第14回:『クローム襲撃』”. 4Gamer.net. Aetas (2007年9月26日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ a b c d e “サイバースペースに生まれたメタバースやアバター、これらにつながるSF界のビジョナリーとは (1/4)”. ダイヤモンド・オンライン. ダイヤモンド社 (2021年11月4日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ a b “サイバーパンクの世界はここから始まった 『ニューロマンサー』-フィクションの中のVR【第3回】”. MoguraVR. 株式会社Mogura (2015年11月1日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ “仮想世界セカンドライフ 日本上陸で業界騒然”. J-CASTニュース. ジェイ・キャスト (2006年12月27日). 2021年11月26日閲覧。
- ^ 加藤柿次郎 (2011年1月11日). “あの話題の“その後”追跡隊! 第1回「Second Life」ってどうなったの?” (日本語)
- ^ “Facebook、社名を「Meta(メタ)」に改名。仮想空間に注力”. ハフポスト. BuzzFeed Japan (2021年10月29日). 2021年11月26日閲覧。
- 1 サイバースペースとは
- 2 サイバースペースの概要
- 3 概要
- 4 サイバースペースを取り扱った作品
- 5 関連項目
サイバースペース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:24 UTC 版)
「ボンバーガール (ゲーム)」の記事における「サイバースペース」の解説
共通マップギミック:なし 雲を貫く高層ビルの頂上に設置されたマップ。他マップと違い進路を妨害するギミックはないもののベースの形状やゲートが多いなど造りがやや特殊なマップが多い。試合開始前に近傍をビックバイパーが通過することがある。
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サイバースペース
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「救命戦士ナノセイバー」の記事における「サイバースペース」の解説
現在のサーバーによるインターネットシステムをさらに拡大したもので、コンピュータ上に存在する全く別の世界と捉えられる。個人のユーザーから企業や国家機関まで様々なメインバンクとリンクが存在する。量子コンピュータが可能にしたバーチャルシステムを利用している。ネットワーク保安局と呼ばれる機関の管理を受ける。
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