拡張現実とは? わかりやすく解説

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拡張現実

読み方かくちょうげんじつ
別名:拡張現実感
【英】Augmented Reality, AR

拡張現実とは、現実世界物事に対してコンピュータによる情報付加することである。または、そのようにしてコンピュータによる情報付加され世界のことである。

拡張現実は、仮想現実バーチャルリアリティ)と対比される仮想現実は、現実にはないものをコンピュータによってあたかもそこにあるかのように知覚させる技術である。これに対して、拡張現実は、現実に存在するものに対してコンピュータ情報をさらに付与し、さらに強い・深い知覚可能にするものであると言える

iPhoneアプリセカイカメラ」が登場し一般公開されたことなどにより、拡張現実は広く知られる概念になっている

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拡張現実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 07:56 UTC 版)

拡張現実(かくちょうげんじつ、: Augmented Reality、オーグメンテッド・リアリティ、AR)とは、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術を指す言葉[1][2]エクステンデッド・リアリティ(XR)と呼ばれる先端技術の一つである[3]


注釈

  1. ^ 現実世界にCGなどで存在しないものを表示するところまでは同じだが、MRの場合はさらにそのCGで作られたモノを手に持って動かすといった具合に現実とCGを相互に関連付けることができる。
  2. ^ 現実に見ているものを画像表示部分の先に透けて見えるようにする。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i “仮想現実ソリューション Augmented Reality(拡張現実)”. NTTコミュニケーションズ. https://www.ntt.com/business/solutions/communication-and-collaboration/vrsol/ar.html 2021年11月28日閲覧。 
  2. ^ VRやARとどこが違う? MR(複合現実)の仕組みと代表例『Microsoft HoloLens』を解説”. TIME&SPACE. KDDI (2017年3月16日). 2021年11月28日閲覧。
  3. ^ “XRとは”. NTTドコモ. (2021年8月12日). https://xr.docomo.ne.jp/about_xr/ 2021年11月28日閲覧。 
  4. ^ a b c d e ムコハタワカコ (2021年5月27日). “もっと知りたい! Pickup スマートワーク用語 第6回 VR・AR・MR・SR・XR”. スマートワーク総研. ダイワボウ情報システム. 2021年11月28日閲覧。
  5. ^ a b c 注目の「XR」(クロスリアリティ)とは? VR、AR、MRとの違いと最新事例を紹介”. TIME&SPACE. KDDI (2018年8月16日). 2021年11月28日閲覧。
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  8. ^ a b ARとVRの違いを改めて解説! - 目指すは"電脳コイル"と"ソードアート・オンライン" (2/4)”. ASCII.jp×デジタル. 角川アスキー総合研究所 (2016年12月9日). 2021年12月9日閲覧。
  9. ^ ARやVRとは? さらにMRやXRまで!? 何がどう違うのか改めて解説だ! (3/5)”. アスキー. 角川アスキー総合研究所 (2018年2月26日). 2021年12月9日閲覧。
  10. ^ a b c d e ARやVRとは? さらにMRやXRまで!? 何がどう違うのか改めて解説だ! (4/5)”. アスキー. 角川アスキー総合研究所 (2018年2月26日). 2021年12月9日閲覧。
  11. ^ a b ARやVRとは? さらにMRやXRまで!? 何がどう違うのか改めて解説だ! (5/5)”. アスキー. 角川アスキー総合研究所 (2018年2月26日). 2021年12月9日閲覧。
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  13. ^ a b ARとVRの違いを改めて解説! - 目指すは"電脳コイル"と"ソードアート・オンライン" (3/4)”. ASCII.jp×デジタル. 角川アスキー総合研究所 (2016年12月9日). 2021年12月9日閲覧。
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  26. ^ a b 特集■第13回大会 特別セッション アニメ『電脳コイル』にみるリアルとバーチャルの接点〜複合現実感の未来実現形態を探る」『日本バーチャルリアリティ学会誌』第13巻第4号、日本バーチャルリアリティ学会、2008年12月、 6-19頁、2021年12月7日閲覧。}
  27. ^ 『ARのすべて-ケータイとネットを変える拡張現実』日経BP、2009年、10頁頁。ISBN 978-4822210830 
  28. ^ 電脳コイル・磯監督とセカイカメラ・井口代表が語る、新しい現実”. アスキー. 角川アスキー総合研究所 (2009年4月24日). 2021年12月7日閲覧。
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  36. ^ L. B. Rosenberg. The Use of Virtual Fixtures As Perceptual Overlays to Enhance Operator Performance in Remote Environments. Technical Report AL-TR-0089, USAF Armstrong Laboratory, Wright-Patterson AFB OH, 1992.
  37. ^ L. B. Rosenberg, "The Use of Virtual Fixtures to Enhance Operator Performance in Telepresence Environments" SPIE Telemanipulator Technology, 1993.
  38. ^ Wellner, Pierre. “Computer Augmented Environments: back to the real world”. ACM. 2012年7月28日閲覧。
  39. ^ 拡張現実(AR)はモバイルへ:各種プロジェクトを紹介
  40. ^ Simon Perry (2008年10月23日). “Wikitude: Android App With Augmented Reality: Mind Blowing”. digital-lifestyles.info. http://digital-lifestyles.info/2008/10/23/wikitude-android-app-with-augmented-reality-mind-blowing/ 2008年10月23日閲覧。 
  41. ^ Daniel Wagner (2009年8月6日). “History of Mobile Augmented Reality”. Institute for Computergraphics and Vision. https://www.icg.tugraz.at/~daniel/HistoryOfMobileAR/ 2009年8月6日閲覧。 
  42. ^ Wagner, Daniel (2009年9月29日). “First Steps Towards Handheld Augmented Reality”. ACM. 2009年9月29日閲覧。
  43. ^ 「AR技術による喪の空間の創造 ni_kaのAR詩について」『DOMMUNE OFFICIAL GUIDE BOOK2』河出書房新社 2011年 p49-50
  44. ^ 「ni_kaの「AR詩」」『Web Designing』2012年6月号 マイナビ p43



拡張現実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:52 UTC 版)

Samsung Galaxy S20」の記事における「拡張現実」の解説

カメラ使って空間に絵が描けるAR Doodle、自らやディズニーキャラクターなどをアバターとして使用できるAR Emoji物をスキャンデータ化したり、AR空間利用できる3Dスキャナーなどの拡張現実(AR機能がある。これらは、今回から「ARゾーン」というアプリケーションにまとめられている。

※この「拡張現実」の解説は、「Samsung Galaxy S20」の解説の一部です。
「拡張現実」を含む「Samsung Galaxy S20」の記事については、「Samsung Galaxy S20」の概要を参照ください。


拡張現実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:04 UTC 版)

ROBOTICS;NOTES」の記事における「拡張現実」の解説

ポケコン並び、この物語キーとなる要素2019年世界では拡張現実が浸透しており、張り紙代わりとして使われることもしばしば。

※この「拡張現実」の解説は、「ROBOTICS;NOTES」の解説の一部です。
「拡張現実」を含む「ROBOTICS;NOTES」の記事については、「ROBOTICS;NOTES」の概要を参照ください。

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