ARQuake
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/29 18:39 UTC 版)
ARQuake は、id Softwareが開発するQuakeゲームシリーズにおける拡張現実機能バージョンである。南オーストラリア大学のWearable Computer Labによって2000年に開発された。ARQuakeでは、ユーザーが現実世界でファーストパーソン・シューティングゲームをプレーすることができる。コンピュータが生成するゲームを現実の物理的な空間に重ね合せた世界を体験することができる。このシステムはGPS、磁気および慣性ハイブリッドの向きセンサ、カスタムメイドの銃形のコントローラ、そしてプレー中に背中に背負う市販のラップトップを利用している。ARQuakeはen:Bruce H. Thomasによる発案で、Benjamin Close, John Donoghue, John Squires, Philip DeBondi, and Wayne Piekarskiらによって開発された。このゲームは市販されることはなく、純粋な研究室の試作機である。これは、世界で最初の屋外で実際にプレーすることのできる拡張現実ゲームであるとみなされている。
- 1 ARQuakeとは
- 2 ARQuakeの概要
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