ケイ化マグネシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 17:48 UTC 版)
ケイ化マグネシウム | |
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Magnesium silicide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 22831-39-6 ![]() |
PubChem | 89858 |
ChemSpider | 81111 ![]() |
EC番号 | 245-254-5 |
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特性 | |
化学式 | Mg2Si |
モル質量 | 76.7 g mol−1 |
精密質量 | 75.947010329 g mol-1 |
密度 | 1.988 g cm-3 |
融点 |
1102 °C, 1375 K, 2016 °F |
危険性 | |
EU Index | 掲載なし |
主な危険性 | 水と反応し、シランを形成する。 |
Rフレーズ | R23, R24, R25, R34 |
関連する物質 | |
その他の陽イオン | ケイ化カルシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ケイ化マグネシウム(英: Magnesium silicide)は、マグネシウムとケイ素から構成される化学式Mg2Siの無機化合物である。粉末状態では、濃い青色または紫色である。
合成
ケイ化マグネシウムは、ケイ素とマグネシウムを2:1の比で結合させることで合成できる。具体的には、過剰量のマグネシウムとともに、砂に含まれる二酸化ケイ素(SiO2)を加熱することで得られる。このプロセスでは最初に金属ケイ素と酸化マグネシウム(MgO)ができ、さらに過剰量のマグネシウムが利用できればケイ化物が形成される。
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