中枢作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 18:06 UTC 版)
オピオイドには鎮静作用があり、吸入麻酔薬と併用すると吸入麻酔薬のMACを減少させる効果がある。しかし、単独では大量に投与しても完全な意識消失は起こりにくい。 この作用にはドーパミン系が関与している可能性がある。動眼神経 Edinger–Westphal核に対する大脳皮質からの抑制が解除されて、縮瞳を起こす。 オピオイドは長期使用によって耐性、依存性、習慣性を生じることがある。オピオイドの副作用として掻痒感をきたすことがある。その機序は明らかにされていないが、延髄あるいは脊髄における作用の可能性がある。
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