覚醒剤とは?

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かくせい‐ざい【覚醒剤】

強い中枢神経興奮作用をもち、疲労感や眠けがなくなり、思考力活動力が増す一群薬物塩酸メタンフェタミンヒロポン)など。習慣性があり、慢性中毒になると幻覚妄想現れる覚醒剤取締法により製造販売所持使用などは規制される。


覚醒剤


覚醒剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 05:01 UTC 版)

覚醒剤(かくせいざい、覚醒アミンとも[1][2])とは、アンフェタミン類の精神刺激薬である[3][1][2][4][5][6][7]脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化させる(ドーパミン作動性に作用する)。覚醒剤精神病と呼ばれる中毒症状を起こすことがある。乱用依存を誘発することがある。本項では主に、日本の覚醒剤取締法の定義にて説明する。ほかの定義として、広義には精神刺激薬を指したり、狭義には覚せい剤取締法で規制されているうちメタンフェタミンだけを指すこともある。俗にシャブなどと呼ばれる。


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覚醒剤

出典:『Wiktionary』 (2014/05/05 23:03 UTC 版)

名詞

かくせいざい

  1. 広義 まれ)中枢神経興奮させ、覚醒作用もたらす薬物
  2. 狭義 法律フェニルアミノプロパンアンフェタミン)、フェニルメチルアミノプロパン(メタンフェタミン)、及びその塩類やそれらを含有する薬物覚せい剤取締法規制されている。

類義語

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