グリコシド結合とは? わかりやすく解説

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グリコシド‐けつごう〔‐ケツガフ〕【グリコシド結合】

読み方:ぐりこしどけつごう

糖の水酸基アルコールや他の糖などの有機化合物水酸基反応し1分子取れて縮合してできる共有結合総称配糖体結合


グリコシド結合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 05:17 UTC 版)

化学においてグリコシド結合(ぐりこしどけつごう、: glycosidic bond)とは、炭水化物)分子と別の有機化合物とが脱水縮合して形成する共有結合である。


  1. ^ Andre and Guschlbauer 1974など


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グリコシド結合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 08:06 UTC 版)

「糖」の記事における「グリコシド結合」の解説

グリコシド結合は単糖連結するアセタール構造呼称である。 単糖ヒドロキシ基カルボニル基アルデヒドまたはケトン)をもつ直鎖 (open chain) 構造自己のヒドロキシ基巻き込んで環状アセタールないしはケタール)の環構造二つ構造をとることができる。環状アセタール形成する際に、自己のヒドロキシ基とともに他の糖のヒドロキシ基巻き込んで環を形成することで、糖が連結した多糖形成される。 糖が環を形成するとき、通常は環を含む平面に対して構造非対称な為、グリコシド結合も環平面に対して上向き下向き二つ構造をとりうる。下向きにグリコシド結合を生成する場合α-グリコシド結合上向き場合β-グリコシド結合と呼ぶ。両者化学的物理的生物学的に性質異なる。たとえば、グルコースがα1→4結合多数連結すると、アミロースでんぷん)となり、β1→4結合多数連結するセルロースとなる。 グリコシド結合は一般名個々の糖についてはグルコースならグルコシドガラクトースならガラクトシドのように糖名+オシド表記する2種類の糖による結合場合アセタール形成する糖の名前で呼ぶ。そのため加水分解酵素は同じ糖類作用するとしても酸素挟んでどちら側でグリコシド結合を分解するかによって名前が異なる。例:ラクトース分解酵素ヒトではβ-グルコシダーゼ大腸菌ではβ-ガラクトシダーゼ

※この「グリコシド結合」の解説は、「糖」の解説の一部です。
「グリコシド結合」を含む「糖」の記事については、「糖」の概要を参照ください。

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