ヌクレオカプシドとは? わかりやすく解説

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ヌクレオカプシド【nucleocapsid】

読み方:ぬくれおかぷしど

ウイルス粒子中心にある核酸とそれを取り囲むカプシドのこと。

[補説] ヘルペスウイルスインフルエンザウイルスなどは、ヌクレオカプシドがさらにエンベロープ呼ばれる外膜覆われている。


ヌクレオカプシド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 15:32 UTC 版)

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ヌクレオカプシド(: nucleocapsid)とは、ウイルスのゲノムDNAあるいはRNA)とゲノムを包むタンパク質カプシド)の総称。ヌクレオキャプシドとも表記される[1]。タンパク質とゲノムの複合体(核タンパク質 (nucleoprotein) もヌクレオカプシドの一部とみなされる。ポリオウイルスのような単純なウイルスではヌクレオカプシドはウイルスの構成成分全てを含むが、他の多くのウイルスではヌクレオカプシドは何らかの機能を有する他の構造物とともにエンベロープに包まれている。

脚注

外部リンク


ヌクレオカプシド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:23 UTC 版)

ウイルス」の記事における「ヌクレオカプシド」の解説

詳細は「ヌクレオカプシド」を参照 ウイルス核酸カプシド合わせたものをヌクレオカプシド (英: nucleocapsid) と呼ぶ。エンベロープ持たないウイルスではヌクレオカプシドはビリオンと同じものを指す。言い換えればヌクレオカプシドは全てのウイルスに共通に見られる最大公約数的な要素である。 ヌクレオカプシドの形はウイルスごとに決まっている。基本的には正20面体型(立方対称型)と螺旋対称型分けられる。ただし、天然痘原因であるポックスウイルスバクテリオファージなどでは、ヌクレオカプシドは極めて複雑な構造であり、単純な対称性持たない

※この「ヌクレオカプシド」の解説は、「ウイルス」の解説の一部です。
「ヌクレオカプシド」を含む「ウイルス」の記事については、「ウイルス」の概要を参照ください。

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