イソマツ科とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > 被子植物の科 > イソマツ科の意味・解説 

イソマツ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/29 00:33 UTC 版)

イソマツ科
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
: ナデシコ目 Caryophyllales
: イソマツ科 Plumbaginaceae
学名
Plumbaginaceae
Juss. (1789)

本文参照

イソマツ科(イソマツか、Plumbaginaceae)は双子葉植物で、約24800草本または低木(一部つる性)からなる。

特徴

は放射相称の両性花。がくは筒状で乾燥し、結実時まで残る。花弁および雄蕊は5。雌蕊は5心皮からなり、花柱も5本に分かれる種もある。子房は上位1室で胚珠を1個だけ含む。果実は蒴果(横に裂開)または堅果。

世界的に広く熱帯から寒帯まで分布するが、乾燥や塩分に強い種が多く、特に地中海沿岸や中央アジアの乾燥地あるいは海岸に多い。日本にはイソマツ属ウコンイソマツ南西諸島、さらに2変種・2品種に分類される)とハマサジ東北地方以南)、センカクハマサジ(尖閣諸島魚釣島固有種)[1]、タイワンハマサジ(八重山列島仲の神島[2]の4種が海岸に自生する。

花弁が白のほか赤、青、黄など美しい色をもつものが多く、アルメリアハナハマサジ(通称: スターチス)、ルリマツリなどが観賞用に栽培される。

従来は独立のイソマツ目とされていたが、分子系統解析の結果を基にするAPG植物分類体系ではタデ科と姉妹群であるとしてナデシコ目に入れている。

下位分類

20種類程度の属が認められる。

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク


「イソマツ科」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イソマツ科」の関連用語

イソマツ科のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イソマツ科のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイソマツ科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS