ツリフネソウ科とは? わかりやすく解説

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ツリフネソウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 07:15 UTC 版)

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ツリフネソウ科
ツリフネソウ(Impatiens textorii
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツリフネソウ科 Balsaminaceae
  • 本文参照

ツリフネソウ科(つりふねそうか、学名:Balsaminaceae)は双子葉植物に属する科。2属900種以上[1]を含むが、1種を除いてツリフネソウ属に属する。牧野 (1940) などはホウセンカから取ってホウセンクワ科としている[2]

特徴

やや多肉で多汁な草本。は左右相称で多くは距がある。がく片は5枚または3枚で花弁同様に着色するものが多い。花弁は5枚または一部癒合して3枚。雄蕊は5本。心皮は5枚、稀に4枚。果実は蒴果(熟すと勢いよく弾ける)が多く(ツリフネソウ属)、一部は液果(Hydrocera)、分果[要出典]

ユーラシアアフリカ北アメリカ熱帯から温帯に分布し、熱帯アフリカや東南アジアに多い。

日本にはツリフネソウキツリフネ、ハガクレツリフネの3種が自生し、ホウセンカや同属の園芸種(インパチェンス、アフリカホウセンカなどと呼ばれる)が栽培される。

現在のAPG分類体系では、系統関係の研究成果に基づき、ツツジ目に入れる。従来使われていたクロンキスト体系では形態に基づきフウロソウ目に入れていた。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Balsaminaceae in Flora of China @ efloras.org”. www.efloras.org. 2021年9月28日閲覧。
  2. ^ 牧野, 富太郎牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年。



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