カイナンボク科とは? わかりやすく解説

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カイナンボク科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 03:19 UTC 版)

カイナンボク科
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabiids
: キントラノオ目 Malpighiales
: カイナンボク科 Dichapetalaceae
  • Dichapetalum
  • Stephanopodium
  • Tapura

カイナンボク科(カイナンボクか、海南木科、Dichapetalaceae)は、双子葉植物の科のひとつで、3属200種ほどからなる。世界の熱帯亜熱帯に分布する木本(一部つる性)。

日本には自生しないが、Dichapetalum属の2種が中国・海南島に自生することから「海南木」の和名がある(中国名は「毒鼠子」)。は全縁の単葉で互生。は4-5数性で花弁とがくのある小型の両性花で花序をつくる。果実は核果。この属は毒を持つものが多く、特に南アフリカ原産の"ジフブラール"(Gifblaar、D. cymosum)は猛毒のモノフルオロ酢酸を含有することで知られる。

クロンキスト体系ではニシキギ目としていた。APG植物分類体系ではキントラノオ目に移し、第2版ではクリソバラヌス科に含めてもよいとしていたが、第3版(APG III)では独立の科としている。





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