アケビ科とは? わかりやすく解説

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アケビ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 21:00 UTC 版)

アケビ科
アケビ(Akebia quinata
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: アケビ科 Lardizabalaceae
  • 本文参照

アケビ科(アケビか、Lardizabalaceae)は、双子葉植物に属する科。7属35種ほどからなり、つる性または直立(Decaisnea属のみ)の低木。

大部分が東アジア(日本、朝鮮からヒマラヤまで)に分布するが、LardizabalaBoquila の2属はチリに産する。

は複葉(大部分は掌状、Decaisnea属のみ羽状)で、互生する。は単性で3数からなる。萼片は3枚または6枚で花弁のようにみえる。花弁は退化して、ないか、または蜜腺に変化し6個。雄しべは6本。雌しべは3心皮から9心皮(サルゲントカズラは20~40心皮)が離生する。花柱はなく子房の先が柱頭となり、また心皮が完全に閉じていない場合(アケビ属)もある。

果実は液果で多数の種子を含み、アケビムベなど食用にされるものもある。

また、中国原産のサルゲントカズラ(大血藤)Sargentodoxa cuneata はアケビ科に似ているが心皮が多数(20以上)あり、1種だけで独立のサルゲントカズラ科(Sargentodoxaceae)ともする(APG分類体系ではアケビ科に入れる)。


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