モクセイソウ科とは? わかりやすく解説

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モクセイソウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 19:52 UTC 版)

モクセイソウ科
キバナモクセイソウ(R. lutea
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: アブラナ目 Brassicales
: モクセイソウ科 Resedaceae
学名
Resedaceae
  • 本文参照

モクセイソウ科(モクセイソウか、Resedaceae)は北アフリカ原産の香料植物。双子葉植物の科で、6属70種ほどの草本からなる。

特徴

ヨーロッパ、西アジア、アフリカ北部・南部、北米西部の温帯亜熱帯に分布し、園芸用に栽培されるものもある。日本には本来自生しないが、モクセイソウ(Reseda odorata)、ホザキモクセイソウ(R. luteola)などが栽培され、野生化したものもみられる。

は小型の両性花で総状または穂状花序をなす。花弁は多くの種で各6枚、雄蕊の数は不定、雌蕊は3ないし6心皮が離生または合生(早く裂開する)し花柱はない。

ラテン語の「RESEDA」の語源は、「苦痛を消し去る、癒す」で、この属の植物が傷や炎症を和らげるのに用いられたことに因む。和名のモクセイソウは、花にモクセイ(木犀)のような芳香があるることから名づけられた[1]

  • Caylusea
  • Ochradenus
  • Oligomeris
  • Randonia
  • モクセイソウ属 Reseda
  • Sesamoides

脚注

  1. ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、167頁。 

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