とうだい‐ぐさ【灯台草】
灯台草
トウダイグサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 06:36 UTC 版)
トウダイグサ | ||||||||||||||||||||||||
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トウダイグサ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Euphorbia helioscopia L. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
トウダイグサ (燈台草) |
トウダイグサ(燈台草、沢漆、漆柳[1]; 学名: Euphorbia helioscopia)は、日本では本州以南に広く分布し、日当たりのよい荒地や畑などに生える二年草。
草丈は20センチメートルから30センチメートル程度。葉のつきかたに特徴があり、茎の中程の葉はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は4月から6月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。苞葉は椀状で、その中に黄色い花がある様が、燈火の皿に見立てて和名がある。茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。全草にわたり有毒である。
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[2]。
脚注
- ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年1月。
- ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 459
外部リンク
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「トウダイグサ」の例文・使い方・用例・文例
- トウダイグサ科の標準属:全種が乳状の汁を含む多様な植物のとても大きな属
- トウダイグサ属の多数の植物の総称
- 有毒な旧世界のトウダイグサ
- 旧世界のトウダイグサで米国東部に雑草として伝えられた
- 一般的な多年生の米国のトウダイグサで、目立つ白い花びらのような包葉を持つ
- ヨーロッパ原産で直立または圧扁した一年生の外来のトウダイグサで、米国北東部で見られる
- 長い木質のとげ状の茎にわずかに葉と緋色の苞葉を持つ花をつける、少し巻きついて登る株立ちのマダガスカルのトウダイグサ
- トウダイグサ科に属する草本と低木の属
- トウダイグサ科に属する細長い草本の属
- トウダイグサ科に属するアメリカの植物で主に熱帯の属
- トウダイグサ科トウダイグサ属に関連したワックスで被覆したメキシコの低木
- メキシコのトウダイグサ
- スズフリバナという,トウダイグサ科の二年草
- 夏灯台という,トウダイグサ科の多年草
- 錦草という,トウダイグサ科の一年草
- マニホットゴムの木という,トウダイグサ科の落葉高木
- トウダイグサ科に属する植物
固有名詞の分類
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