にゅう‐えき【乳液】
乳液
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 06:41 UTC 版)
乳液(にゅうえき)は、主に皮膚の保湿を目的としたもので、性状がクリームのように外相が固化していないものをいう[1]。
機能
一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、つまりエマルジョンを指す。使用部位によって、ヘアクリームオイル、ボディローション、ハンドローション、レッグローションなどの種類がある[1]。日本標準商品分類では皮膚用化粧品に分類されている[2]。
特に化粧品で、皮膚に水分、油分を与えて、皮膚からの水分の蒸発を防ぐと同時に滑らかにする乳状の化粧品をいう。エマルジョン、ミルクという呼び方もある。
多くは不透明で、粘り気のある質感。ミネラルオイル(鉱物油)、ラノリン、オリーブ油といった油と、水を基材とし、乳化剤で二者を混ぜ合わせる。主に、美容液の後、クリームの前に使用する。
脚注
- ^ a b 西山聖二、熊野可丸「基礎化粧品と皮膚 (II)」『色材協会誌』第62巻第8号、色材協会、1989年、487-496頁、doi:10.4011/shikizai1937.62.487、ISSN 0010-180X、NAID 130004671309、2021年8月31日閲覧。
- ^ 日本商品分類中分類88-化粧品、歯みがき、石けん、家庭用合成洗剤及び家庭用化学製品 (PDF) 総務省統計局
「乳液」の例文・使い方・用例・文例
- ヤシの乳液
- 乳液
- ココヤシの乳液.
- 形成して乳液になる
- アンドリアラ属の総称で、乳液状の樹液と明るい黄色の花の頭花を持つ
- 乳液状の樹液を持つ、ビロード毛で覆われた、熱帯アフリカ産の草本の属
- 広く分布する乳液状の樹液を持った草本の属
- 乳液と黄色い花を持つ、旧世界の、ざらざらしたとげのある葉のいくつかの低木と亜低木の総称
- 乳液と大きな掌状の裂片のある葉を持つ、熱帯アメリカとアフリカ原産の高木
- 乳液上のラテックスを作る大きな常緑樹の種類
- ブラジル南部の乳液含んでいる小さい水生シダ
- 乳液という,皮膚をなめらかにする乳状の化粧品
- 植物の器官としての乳液をみたす細長い管
- パラゴムの木から採れるゴムの乳液
乳液と同じ種類の言葉
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