化粧水とは? わかりやすく解説

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けしょう‐すい〔ケシヤウ‐〕【化粧水】

読み方:けしょうすい

皮膚栄養与え滑らかにするために用い液状化粧品


けしょう‐みず〔ケシヤウみづ〕【化粧水】

読み方:けしょうみず

化粧の際、洗顔用い

力水(ちからみず)」に同じ。


化粧水

読み方:けしょうみず

  1. 婦人化粧用い。⑵力士土俵で口を嗽ぐ、また力水ともいう。
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化粧水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/23 20:18 UTC 版)

化粧水(けしょうすい)は、皮膚用化粧品[1](スキンケア化粧品[2])の一種。皮膚を保湿し、整え、滑らかにする機能を持つ、透明液状を呈した化粧品である[3]。水分や保湿成分を補給する[4]

概要

水分と保湿剤を多く含んでおり[2]、これらを皮膚に補給するのに優れた、一般に透明で液状の化粧品である[5]。これ以外に白く半透明のもの、白く濁ったもの、粉末が入ったものなどがある[5]

保湿のための化粧水はコットンに含ませて使用する場合と手に付けて塗布する場合がある[2]。化粧水をコットンに含ませて使用する場合、顔への塗り残しを少なくでき、古い角層を物理的に除去できる利点がある[2]。一方、化粧水を手に付けて塗布する場合には、特に塗り残しや塗りムラが出ないようにする必要があるが、手で顔を触ることによる心理的効果のほか、取り出した化粧水のほとんどを皮膚に付けることができる利点がある[2]

化粧水は使用目的によって、柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄化粧水に分類される[5]

化粧水とローションとの関係について、日本化粧品技術者会の化粧品用語集では化粧水にlotion[5]乳液にmilky lotionの訳を当てている[6]。ローションについては化粧水や乳液を含めた液状のものと捉えられることもある[7]。その上で化粧水をスキンローション(洗顔後の顔専用の保湿アイテム)とし、これ以外に体の部位ごとに配合成分の異なるシェービングローションやボディーローション、ヘアローションなどがあると説明されることもある[7]。なお、日本の公正競争規約では種類別名称を「化粧水」とし、これに「代わるべき名称」としてスキンローション、ローション、柔軟化粧水、収れん化粧水、アストリンゼントを挙げる[1]

日本では医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)で決められた有効成分を含有していれば、また「治す」といった同法の違反に当たる表現を使用しなければ、同法が許す表現の制限範囲の中で効能を表示することができる[8]

化粧水の種類

使用目的による分類

化粧水は一般的には角質層に対する十分な水分補給と保湿を目的とする柔軟化粧水と収れん(肌の引き締め)やメイクアップ前の化粧崩れの抑制を目的とする収れん(収斂)化粧水に大別される[9]。この柔軟化粧水と収れん化粧水に洗浄化粧水を加えて3分類とすることもある[5]

なお、「柔軟化粧水・保湿化粧水」「収れん化粧水」「洗浄化粧水・クレンジングローション」「多層式化粧水」の4分類とすることもある[2]。このうち多層式化粧水については多層型として処方による分類とする場合もある[5](後述)。

柔軟化粧水
保湿成分として、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、多価アルコール、乳酸、カルボン酸などが使われている[4]。粘性を高めた増粘型柔軟化粧水もある[9]
収れん(収斂)化粧水
アストリンゼントとも言う[2]。保湿剤は上記より少なく、収斂剤の作用により皮膚を引き締め、アルコール類も多めに配合されている[4]。化粧崩れを防ぐ効果がある[2][5]
洗浄化粧水
柔軟化粧水や収れん化粧水とは別に洗浄化粧水を別のグループで分類することもある[5]
「洗浄化粧水・クレンジングローション」として分類されることもあり、ライトメイクのメイク落としに用いられる拭き取り用化粧水を指す[2]。フレッシュナー、除去化粧水とも呼ぶ。クレンジングクリームなどの使用後に、肌を清浄にする目的で、コットンなどに含ませ、それで皮膚を拭き取るように使う[4]

処方による分類

透明溶解系
水に難溶な成分を含まない、すべて水溶性成分で構成された化粧水[5]
可溶化系
界面活性剤により香料など水に溶けにくい成分を溶解させた化粧水[5]
ミクロエマルション系
水中油(o/w)型乳化の化粧水で、乳化機で微細にして半透明にしたものと可溶化系で半透明なものとがある[5]
o/w乳化系
白色の不透明化粧水で数パーセントの油分で乳化しているもの[5]。厳密には乳液であるが、粘度が無いため化粧水に分類されることがある[5]
多層型
2層以上からなる化粧水で振って用いる(多層式化粧水)[2]。ここでは多層型として処方別分類の一つとする分類[5]としている。
  • カーマインローション - 収れん化粧水に酸化亜鉛などの粉体を配合した水層 - 粉体層の2層からなる化粧水[2]。主に夏用とされており、肌のほてりを抑える作用がある[2]
  • デオドラントウォーター - 収れん化粧水に消臭成分の粉体を配合した2層の化粧水[2]
  • ポイントメイクアップリムーバー - ウォータープルーフのポイントメイクを落とすための2層の化粧水[2]

広義のローション

先述のように、化粧水にはローション(lotion)の訳語が当てられることがあるが[5]、化粧水をスキンローション(洗顔後の顔専用の保湿アイテム)とし、これ以外に体の部位ごとに配合成分の異なるシェービングローション、ボディーローション、ヘアローションなどがあると説明されることもある[7]

アフターシェーブローション
髭剃り後の保湿剤で抗炎症作用をもつ成分を配合している[7]メンソールを配合して、使用時に清涼感が出るようにした製品が多い[7]
ボディーローション
身体用で入浴直後や運動前などに用いるもの[7]
ヘアローション
頭皮の乾燥を防ぎ、髪の毛のパサつきやダメージを抑えるために髪先に付けるもの[7]

出典

  1. 1 2 化粧品の表示に関する公正競争規約 別表1』(pdf)(プレスリリース)化粧品公正取引協議会2026年6月23日閲覧
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 南野 美紀「化粧品の種類と使い方—スキンケア化粧品—」『日本香粧品学会誌』第42巻第2号、日本香粧品学会、2018年、109-124頁、doi:10.11469/koshohin.42.109
  3. 『現代商品大辞典 新商品版』東洋経済新報社、1986年、610頁
  4. 1 2 3 4 朝田康夫、鈴木一成『コスメティックQ&A事典―化粧品のすべてがわかる』(全面改訂最新版)中央書院、2011年、42-45頁。 ISBN 978-4-88514-043-3
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 化粧水 日本化粧品技術者会。
  6. 乳液 日本化粧品技術者会。
  7. 1 2 3 4 5 6 7 実は知らない!?化粧水とローションの違いを大公開 使い分けてどこからみても自慢のつるスベ肌に ONE cosme。
  8. 朝田康夫、鈴木一成『コスメティックQ&A事典―化粧品のすべてがわかる』(全面改訂最新版)中央書院、2011年、14-15頁。 ISBN 978-4-88514-043-3
  9. 1 2 西山聖二, 熊野可丸「基礎化粧品と皮膚 (II)」『色材協会誌』第62巻第8号、色材協会、1989年、487-496頁、 doi:10.4011/shikizai1937.62.487ISSN 0010-180XNAID 130004671309

関連項目

  • ヘチマ - ヘチマが維管束から吸い上げる水分を取り出した物が「へちま水」と呼ばれ、化粧水として利用されることがある。

「化粧水」の例文・使い方・用例・文例

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