馬車族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 06:36 UTC 版)
「東夷 (トールキン)」の記事における「馬車族」の解説
馬車族はサウロンにたきつけられ、ゴンドールを憎んだ東夷の連合だった。 悪疫がゴンドールを弱体化させたあとの1856年に、馬車族は攻撃を開始し、ダゴルラドの合戦でナルマキル2世を殺した。かれらはワゴンや二輪戦車に乗ってロヴァニオンに進入し、住民を奴隷とした。ゴンドールはアンドゥインの東にある全ての領土を徐々に失っていった。 1899年にロヴァニオンで起きた叛乱にも助けられ、ナルマキルの息子カリメフタールはダゴルラドで馬車族を打ち破り、馬車族は撤退した。 馬車族はゴンドールを挟み撃ちにすべく、ゴンドールの南方に同盟国を求めた。45年後の1944年、モルドールの南にある国、近ハラドのハラドリムと、その東の国、ハンドのヴァリアグたちと同盟を組み、北と南からゴンドールを攻撃した。馬車族の北方軍はモランノンの前でゴンドールの北軍を打ち破り、国王オンドヘアと二人の王子を討った。一方馬車族、ハラドリム、ヴァリアグからなる南方軍は、ゴンドール南軍の将軍エアルニルに打ち破られた。エアルニル率いる南軍はゴンドール北軍の残党を集めながら北上し、祝杯をあげていた馬車族の野営地を急襲した。これにより馬車族は敗走した。
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