ハラドとは? わかりやすく解説

ハラド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 07:03 UTC 版)

ハラド(Harad)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する架空の国。シンダール語の「南」を意味する。クウェンヤではヒャルメン(Hyarmen)。ゴンドールモルドールの南にある巨大な国の名前である。ハラドの人間はハラドリムと呼ばれた。

ハラドは遠ハラドと近ハラドに分かれ、連合は形成しなかった。ハラドリムには多くの部族があり、お互いに敵対していたのである。しかし、第三紀には近ハラドの人間はモルドールの支配下に入り、ゴンドールにとって危険な存在になった。

遠ハラドの多くは密林であったが、砂漠もあった。遠ハラドには巨大なマンモスのような獣、じゅうがいて、移動戦闘塔として使用された。

近ハラドはウンバールの海賊と同盟し、南ゴンドールつまりハロンドールを巡って何度もゴンドールと戦った。古には、北の国境はハルネン川とされたが、指輪戦争の頃にはポロス川の南の地はすべて、ハラドの影響下になった。

近ハラドの東にはハンドの国がある。


ハラド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:11 UTC 版)

ゴンドール」の記事における「ハラド」の解説

ハラドはゴンドール南方位置する人間の国であるが、モルドール連携する国であり基本的にゴンドール敵対関係にあった国境巡って係争関係にあり、指輪戦争時にはゴンドール領有競っていた。しかしながらゴンドール盛時には王子ゴンドール王のもとに人質として送るなど、両国関係状況に応じて変化をみせることもあった。

※この「ハラド」の解説は、「ゴンドール」の解説の一部です。
「ハラド」を含む「ゴンドール」の記事については、「ゴンドール」の概要を参照ください。

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