市章と都市名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 04:14 UTC 版)
スラウハラドは河川に面した港湾都市であり、古い市章(紋章)は錨をモチーフとしていた。現在の市章は2005年に変更されたものであり、1708年のレスナーヤの戦いの勝利の記念碑が金色で描かれている。 都市の名は、年代記の初出の時点ではプルポイ、プロポシュク等と記述されている。1945年5月23日まではロシア語表記でПропойск(転写:プロポイスク)、ベラルーシ語表記でПрапойск(プラポイスク)という名称だった。これは市に面する河川に大渦が形成されるが、この土地の方言で大渦は「Пропой」と呼ばれていたことに由来する。1945年に師団の改編に伴い都市名も改称されたが、これは「プロポイスク近衛師団」という名称はあまり好ましく感じられなかったことによる。語り継がれるところでは、現在の都市名は独ソ戦の勝利に対する礼砲の意味合いを込めて、ヨシフ・スターリン自らが市のリストに書き加えたという。その際に、歴史的勝利を表す名としては、プロポイスクはあまりにも不釣り合いな名称であったことが改称の決め手となったという。なお、改称以前から、ロシア語表記(Славгород)ではスラウハラドと同名となる都市(アルタイ地方のスラヴゴロド(ru):1914年命名、ウクライナのスラウホロド(ru):1938年命名)が存在していた。
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