ゴンドールとの協議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/06 15:32 UTC 版)
「アルノールの王たち」の記事における「ゴンドールとの協議」の解説
24. アラファント (Araphant) 1964年 アルノールがアングマールの脅威をしのぎ、ゴンドールが馬車族の侵入に脅かされていた頃、両王国はようやく一連の危機の背後にある1つの悪意があることに気付いた。1904年、アラファント王は息子のアルヴェドゥイの妻として、ゴンドールの王オンドヘアの娘フィーリエルを迎えた。しかし両国ともそれぞれの敵への対処で手一杯で、互いに援軍を送りあう余裕はなかった。 オンドヘア王が息子たちもろとも討ち死にすると、フィーリエル王女の夫であるアルヴェドゥイ王子は南方王国の王位を要求した。しかし執政ペレンドゥア率いるゴンドールの会議は「メネルディルの男系の子孫のみが継承権を有する」として、要求を却下した。アルヴェドゥイはなおも「南北両王国を統べる上級王権はエレンディルからイシルドゥアが受け継ぐはずだった。それに古のヌーメノールでは、男女問わず長子が王位を継いでいた」と主張したが、回答は得られなかった。結局ゴンドールの新王となったのは戦勝をもたらしたエアルニル将軍だったが、アルヴェドゥイはそれに異議を唱えるまではしなかった。
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