しっ‐せい【執政】
執政
執政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:35 UTC 版)
満洲国建国時の国家元首の称号は「執政」であった。愛新覚羅溥儀は皇帝即位を確約した奉天特務機関長・土肥原賢二の説得を容れて満洲に来たものの、自分が就くのは執政であり、「陛下」ではなく「閣下」呼ばわりされたことに激怒したという。 関東軍は近い将来の帝制移行を約束したことで、溥儀はしぶしぶ執政就任に同意した。 執政在任中、「陛下」と呼んでくれた日本人は、側近の工藤忠(侍従武官・中将待遇)だけだったという。
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