12番
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「オークショットの刀剣類型」の記事における「12番」の解説
盛期中世の典型的な剣。この時代から、刀身は先細になり、樋は短くされ始める。その結果、斬りつけるための性能を保ったまま、突きのための性質が改善された。この型に関しては、中世の実物が非常に多く現存している。 この型の剣が13世紀後半に存在していたことは間違いないが、ともするとかなり早期から用いられていたかも知れない。というのも、チューリヒのスイス国立博物館には、ヴァイキング時代の型の柄を持つ一方で、刀身は明らかに12番に分類される剣が所蔵されているのである。 下位類型12a番(もともとは13a番に分類)には、より長く、より厚みのある大剣が分類される。この型は、13世紀半ばに登場し、おそらくは当時の改良された板金鎧に対抗するためにデザインされたもので、後の長剣の先駆である。 美術作品における12番型の剣の最も早い描写例は、バンベルク大聖堂内にある1200年頃の大天使ミカエルの彫像である。その他の例としては、1245年頃の『マチェヨフスキ聖書(en:Maciejowski Bible)』がある。
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12番(12ゲージ・12GA)
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「散弾銃」の記事における「12番(12ゲージ・12GA)」の解説
口径が1/12ポンドの鉛球に相当する直径18.4ミリ(約0.729インチ)の実包を使用するもの。世界的に最も多く用いられている口径。日本国内では一般に許可される実質的に最大口径である(銃刀法上の最大口径は8番)また、クレー射撃公式競技は基本的に12番が使用される。
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