公式競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:02 UTC 版)
日本ゴム銃射撃協会は以下の3つのルールを公式競技と定めている。通常はこれらの種目を連続ですべて行い(挑戦する競技の順序は任意)これらの総得点によって競う。 協会認定の大会または記録会にて出した記録は公式記録として協会へ集められ、記録が出た年ごとにまとめられ、その年の順位が総得点と競技ごとに発表される。 マッチボックス 射撃基準線から1.6mの距離の70センチの台の上に縦4cm、横3cmの自立する的を20cm間隔で5つ並べ、5発の輪ゴムで倒す。制限時間1ラウンド5分。5ラウンドで1セット。命中1点。最高点25点。 フライシュート 射撃基準線から1mの距離の70センチの台の上に縦5mm、横10m、奥行き5mmの的を20cm間隔で5つ並べ、30秒の制限時間内に撃つ。5ラウンドで1セット。命中2点。失中マイナス1点。最高点50点。 コインペンドラム 射撃基準線から1.2mの距離に高さ2.4mから1.2mの糸で5円玉を吊るして的とする。制限時間1ラウンド1分の内に何発命中させられるかを競う。3ラウンドで1セット。命中1点。 公式競技は全て16番の輪ゴムを使用する。射撃基準線は、有効射程距離の短いゴム銃の特性を考慮し、銃身の先端を規定するもので射手のリーチや構えにより優劣が起こらないよう配慮されている。フライシュートとコインペンドラムでは、競技開始前に装填することが禁じられており連発銃でも有利にならない。選手は主に自作のゴム銃を使用するが、命中精度を上げるためにさまざまな工夫が試みられ、種目ごとに銃を使い分けたり、輪ゴムの装填の仕方を変えるなどのテクニックも開発されている。上位の選手は輪ゴムの品質に非常に厳しい。
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