バンベルク‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【バンベルク大聖堂】
バンベルク大聖堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 06:38 UTC 版)
詳細は「バンベルク大聖堂(英語版)」を参照 この大聖堂は4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物である。大聖堂は長さ約94m、幅28m、高さ26mで、尖塔の高さはいずれも約81mである。 1004年に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって最初の造営がなされ、1012年5月6日に献堂された。1081年に火災によって一部が損壊したあと、バンベルクの聖オットー (Otto of Bamberg) によって新たな大聖堂が建造され、1111年に献堂された。現存する後期ロマネスク様式の大聖堂は、その後の13世紀に完成したものである。 収蔵されている数ある美術作品の中では、まずはこの教会の建立者である皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の壮麗な大理石の墓を挙げておこう。これは、1499年から1513年に彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーが彫り上げたもので、彼の代表作と見なされている。 他の大聖堂の宝物には、バンベルクの騎馬像(germ.:Der Bamberger Reiter)として知られる彫像がある。おそらくコンラート3世の時期に属するこの彫像は、ほぼ間違いなく1200年頃のものである。 また、大聖堂には ローマ教皇クレメンス2世の墓もある。
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