バンポ・カアブウブウ王子(Prince Bumpo Kahbooboo)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 03:49 UTC 版)
「ドリトル先生シリーズの登場キャラクター」の記事における「バンポ・カアブウブウ王子(Prince Bumpo Kahbooboo)」の解説
アフリカの王政国家・ジョリギンキ王国の第一王子。名前は原文において"Bumpo Kahbooboo"の語順であるが、井伏訳では逆転して「カアブウブウ・バンポ」の語順となっている。快活かつ素直な青年で、屈強な長身と、類稀な視力と腕力を誇る。西洋人の童話、特に『眠り姫』を愛読し、白い肌にあこがれていた。父王に捕らわれていた先生一行の脱獄を、ポリネシアの説得で手助けした。その際に報酬として、先生が調合した薬液で顔面の肌を一時的に白くすることに成功した。『航海記』でポリネシアが話すところでは、脱色した顔の肌は次第に元の色に戻ったが、アルビノで肌が白く足の大きなネグロイドの女性を発見して「彼女こそが探し求めていた眠り姫だ」と言って結婚し、その女性はジョリギンキでバンパァ王太子妃(Crown-Princess BumPAH、ポリネシア曰く「PAH」を強く発音する)として知られている。また、ジョリギンキの王族は一夫多妻の為、バンポには王太子妃を筆頭に合計で6人の夫人がいるとされている。後にオックスフォード大学へ留学するが、靴と代数学は苦手の様子である。大学が休みの間にクモザル島への航海へ同行して以降、しばらく先生の屋敷に投宿していたが、先生とスタビンズが月へ行っている間に大学へ復学する旨の置き手紙を残して屋敷を去った。
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