Conservationとは? わかりやすく解説

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conservation

別表記:コンサーベーション、カンサベイション

「conservation」とは、保存・維持・管理・保護のことを意味する英語表現である。

「conservation」とは・「conservation」の意味

「conservation」とは、保護や保存・節約といった意味がある英単語である。資源や史跡・歴史的建築物などを損害や損失から保護すること、ものが長く続くように注意深く使うことという2つの意味を持つ。「conservation of energy(エネルギーの保全)」といった使い方が挙げられる。「conservation」は「conserve」の派生語である。「conserve」は、保護する・節約するという意味がある動詞である。1つ目の保護するは、自然環境を破壊されたり、悪くしないために守る・保護をするといった場合に用いられる。2つ目の節約するは、限りがある資源を大切に使うという意味で使われる。使い方としては、「to conserve the landscape.(景観を保全する)」「conserve energy(エネルギーを節約する)」などがある。
他にも砂糖漬けやジャムという意味があり、名詞として使われる。果物などを加工して保存したもののことを指す。使い方は、例えば「apricot conserve(アプリコットジャム)」となるが、一般的には「apricot jam」という表現を使うことが多い。

「conservative」は、保守的な・伝統を守るという意味の形容詞である。新しい考え方よりも古い考え方を好む傾向が強く、なかなか変化を受け入れることができないといった保守的な意味合いがある。使い方は、「conservative society (保守的な社会)」が挙げられる。
「conservationist」は、自然保護活動家という意味を持つ。環境破壊や汚染などから環境を保護するように働きかける人のことを指す。「animal conservationist(動物保護活動家)」といった使い方がある。

類義語として「preservation」があり、保存・温存・貯蔵という意味がある。例えば、「Food preservation(食品保存)」といったように用いる。

「conservation」の語源・由来

「conservation」は、「con(強調)+servo(保つ)」が語源である。これがラテン語「conservare 」となり、後期中英語に「conservation」となった。

「conservation」の覚え方

「conservation」の発音記号は「kɑ̀nsərvéiʃən」で、「 コンサーベーション」または「カンサベイション」となる。「conversation」(会話)と酷似しているので、間違わないようにする必要がある。「conserve」保存する・保護する+動作を現す接尾語の「tion」の組み合わせと覚えると良い。

「conservation」の類語

「conservation」の類語は、「preservation 」「protection」が挙げられる。どれも保護する・保存する・守るという意味を持つ英単語であるが、ニュアンスが少し異なる。

「conservation」は、今よりも状態が悪くならないようにすること・無駄使いをしないというようなニュアンスで使われる。動物や自然の保護・環境を守る・水などの資源を節約するなどといった場合に用いられる。
・He talked about conservation of the rain forests.(彼は熱帯雨林の保護について話した。)

「preservation」は、将来までずっと使えるように保存すること・状態が悪くならないように手を加えることといったニュアンスで用いられる。自然や史跡・食べ物などを保存するときに使われることが多い。
・Food preservation is the process of preventing food from spoiling or losing its nutritional value. (食品保存とは、食品の腐敗や栄養価の低下を防ぐ過程のことである。)

「protection」は、保護する者・保護者などの意味を持つ英単語である。「protection」は、人や物の安全を守るという意味合いで使われる。
The government has taken measures to ensure the protection of endangered species.(政府は、絶滅危惧種の保護を確実にするための措置を講じている。)

また「maintenance」も「conservation」の類語になり、持続・維持・補修管理・整備・保全という意味がある。機能や状態を保つための作業のことを指す。
・I need to ask for maintenance for my car. (車のメンテナンスをお願いしたい。)

「conservation」の使い方・例文

「conservation」には、自然や動物・歴史的な建築物などを保護することのほか、節約という意味を持つ。

・自然や史跡などを守る意味で使われる例文
Satomi is a member of the nature conservation group.(さとみは自然保護団体のメンバーだ。)
conservation and management of forests(森林の保全管理)
Mike is a freelance nature conservation guide.(マイクさんはフリーランスの自然保護ガイドだ。)

・節約の意味で使われる例文
Rainwater harvesting is one of the ways for the conservation of water resources. (雨水利用は、水資源の保全方法の一つである。)
The conservation of water is essential to everyday life.(水を大切にすることは、日々の生活に欠かせない。)

コンサベーション【conservation】

読み方:こんさべーしょん

(自然環境・芸術作品などの)保護。保存。保全。


コンサーベーション

読み方: こんさーべーしょん
【英】: conservation
同義語: 資源保存  

コンサーベーションとは、森林や河川などの天然資源の保存・維持を意味するが、石油・ガス・石炭などの地下資源は採取によって減少・枯渇していくという認識の下に乱掘を戒める意味でコンサーベーションが強調されてきた。特に石油資源の場合は急速な採取によって油層圧を急速に低下させると、溶存ガスの分離、産出ガス油比の急上昇などによって究極的な石油採収率が低下する弊害を惹起{じゃっき}するので、コンサーベーションのためには適正な採取が不可欠であるという特性がある。石油鉱業の歴史において、コンサーベーションが強く叫ばれた顕著な事例として以下に2例を記す。 
(1) 米国におけるコンサーベーション規制の確立: 地下資源の開発権は土地所有権に帰属するという法理に立つ米国では、鉱業法という鉱物採取を国が規制する法体系が元来なかった上に、石油という流体鉱物の採取について法廷は地下水のくみ揚げに準じた考え方、いわゆる「捕獲の法則」を適用したこともあって、1920年後半から30年代前半にかけてテキサス、オクラホマなどの西部でイースト・テキサス油田などの大油田が相次いで発見されるに及んで、同じ油層に対して小区分された隣接する土地からの採掘競争が過熱した。法廷は訴訟の海となり、市場には石油があふれて油価は暴落したが、それでも隣に吸い取られるよりはと、油をくみ揚げ川に流す者も出る始末で、イースト・テキサスとオクラホマでは戒厳令が発令され州兵が出動して一切の石油採掘を停止させる事態さえ起こった。このような中で連邦政府・州政府はもとより、産業界、社会一般からこの社会的浪費を防止すべきであるという世論が高まり、いろいろな努力が何年間にもわたって続けられた末に、1930年代になって連邦レベル・州レベルでコンサーベーション法が制定され、各州の委員会(テキサス州では鉄道委員会)による産油割当てがようやく実効的に実施されるようになって、その後数十年にわたって米国の石油産業はコンサーベーションの名のもとに公権力に基づく生産規制による需給調整が行われてきた。1972 年にようやく余剰生産力がなくなり、産油割当て(アロアブル)が生産能力に対して 100 %となって、事実上生産規制は終了した。
(2) OPEC におけるコンサーベーション:1928 年のアクナキャリー協定以来、世界の石油市場を寡占的に支配していた国際石油会社グループ(メジャーズ)はいわゆる国際石油カルテルを結成して、世界の石油生産を需要にあわせて調節してきたが、戦後の 1950 年代になって中東でみぞうの巨大な石油埋蔵量が発見されるに及んで、メジャーズは薄利多売に傾き、世界の石油消費は石炭を追い越して急拡大を続けた。メジャーズは 1958 年、60 年の 2 回にわたり原油公示価格を引き下げ、このことが主要石油輸出国による OPEC 結成のきっかけとなった。OPEC は結成以来、メジャーズによる石油資源支配の現状に対して共同して対抗する政策を追求し、1968 年の第 16 回総会で共通政策を 10 原則にまとめたが、そのなかにコンサーベーションがうたわれている。枯渇性資源である石油を命綱とする産油国として、メジャーズが気ままに生産を拡大するに任せてはおけないという不安感がこめられている。
第一次石油危機の前後にわたって、事業参加の名の下に既存石油利権の全面的または大部分の接収を果たした OPEC 加盟国は、その後それぞれコンサーベーションの考え方から産油量に上限を設けることを宣言したが、その後第二次石油危機といわれた油価の大幅引上げのとがめで世界の石油需要が下降をたどり、予期せざる大幅な生産規制に追い込まれ、現在ではそのコンサーベーション政策は影が薄くなっている。

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