conservative
別表記:コンサーバティブ
「conservative」とは、保守的な・古風な・地味な・控えめな・慎重な・保守的な人・控えめな人・地味な人といったことを意味する英語表現である。
「conservative」は、「〇〇を保存する」といった意味を持つ動詞の「conserve」が派生した語である。同様に「conserve」が派生したものとして名詞の「conservation」がある。「conservation」は、「保護」「管理」「保存」といった意味の英単語である。
「conservative」が派生したものとしては副詞の「conservatively」や名詞の「conservatism」がある。「conservatively」は、「保守的に」「伝統的に」「地味に」といった意味がある。「conservatism」は、(自然、環境、資源などの)「保護論」といった意味がある。
「無難な」というニュアンスは「conservative」と共通だが、コンサバファッションは特に古風な趣きや伝統に重きを置いているわけではない。また、最新の流行などを押さえたコンサバファッションも存在しており、必ずしも地味な印象は与えない。「conservative」と日本のファッション関連のコンサバティブは、言葉としては似ているが意味や与える印象は違うものだと考えておく必要がある。
「conservative」を「古風な」という意味で使う場合、例文としては「Our boss has a conservative way of thinking(うちの社長は考え方が古めかしい)」といった表現になる。「conservative」を「地味な」という意味で使う場合、例文としては「I want a conservative black suit(地味な黒いスーツが1着欲しい)」といった表現になる。
名詞としては、「保守的な人」と使う場合、「She said he was too friendly with conservatives(彼は保守的な人たちと親しすぎであると彼女は言った)」といった例文になる。
「conservative」とは、保守的な・古風な・地味な・控えめな・慎重な・保守的な人・控えめな人・地味な人といったことを意味する英語表現である。
「conservative」とは・「conservative」の意味
「conservative」は、主に「保守的な」という意味を持つ英単語である。他にも「古風な」「地味な」「控えめな」「慎重な」などといった意味がある。形容詞であるため、名詞につくことが多いが、単独で使う場合「保守的な人」「保守系の人」「保守党主義者」といった名詞としての使い方もある。また、最初のCを大文字にした場合は固有名詞的に使われており、イギリスやカナダの一政党である「保守党の」という意味がある。「conservative」は、「〇〇を保存する」といった意味を持つ動詞の「conserve」が派生した語である。同様に「conserve」が派生したものとして名詞の「conservation」がある。「conservation」は、「保護」「管理」「保存」といった意味の英単語である。
「conservative」が派生したものとしては副詞の「conservatively」や名詞の「conservatism」がある。「conservatively」は、「保守的に」「伝統的に」「地味に」といった意味がある。「conservatism」は、(自然、環境、資源などの)「保護論」といった意味がある。
「conservative」の発音・読み方
「conservative」の発音記号は/kənsə'ːrvətiv/であり、読み方はコンサーヴァティヴとなる。「conservative」の語源・由来
「conservative」は「conserve」が派生した語である。「conserve」は、ラテン語のcon-(強調)+servo(保つ)を語源とする。ariveは「~の性質を持つ」という意味があるため、「conservative」の由来としては「保存する性質を持つ」といった意味から来たものだと考えることが出来る。「conservative」の覚え方
「conservative」の覚え方としては、イメージで覚えると思い出しやすい。恥ずかしがっている鯖を思い描きながら、紺(con)のサバ(serva)は恥部(tive)を隠すくらい保守的だ、と覚えるとよい。「conservative」と「conservation」の違い
「conservative」と「conservation」は、どちらも「〇〇を保存する」といった意味を持つ動詞の「conserve」が派生した語であり、名詞として使われている。「conservative」は、元々あったものを状態を改善することなく、そのまま保存していくようなイメージを抱かせることも多い。積極的に新しいことを取り入れないため、行動としてはどちらかというとネガティブな印象がある。一方、「conservation」は、「保護」「管理」「保存」といった、今の状態が悪くならないように余計なことや無駄なことはしないというイメージを与える。状況の悪化を防ぐための行動として、こちらはポジティブな印象である。「conservative」の対義語
「conservative」の対義語は、「conservative」が持っている意味やニュアンスによってそれぞれ異なる。「保守的な」の場合、対義語は「progressive」となり「革新的な」「進歩的な 」といった意味がある。「古風な」の場合、対義語は「contemporary」となり「現代風な」といった意味がある。「地味な」の場合は、対義語が「おしゃれな」だと考えるならば「fashionable」、「派手な」だと考えるならば「show」といった単語がそれに相当する。ファッションにおけるコンサバティブと「conservative」の関連性
日本では、主に女性のファッションの系統を表す「コンサバティブ」、あるいはそれを短くした「コンサバ」という言葉がある。コンサバファッションとは、「カジュアル過ぎず適度に上品できちんと感のある無難な装い」のことを指しており、現代の日本社会においては、場所や相手を選ばずにある程度の好印象を与えられるような無難なファッションとして周知されている。「無難な」というニュアンスは「conservative」と共通だが、コンサバファッションは特に古風な趣きや伝統に重きを置いているわけではない。また、最新の流行などを押さえたコンサバファッションも存在しており、必ずしも地味な印象は与えない。「conservative」と日本のファッション関連のコンサバティブは、言葉としては似ているが意味や与える印象は違うものだと考えておく必要がある。
「conservative」の使い方・例文
「conservative」は「保守的な」という意味で使われることが多い。例文にすると、「The English are generally a conservative people(英国人はだいたい保守的な国民である)」「She's a serious person who's very conservative in his opinions(彼女は非常に保守的な意見を持った真面目な人間である)」といった表現となる。「conservative」を「古風な」という意味で使う場合、例文としては「Our boss has a conservative way of thinking(うちの社長は考え方が古めかしい)」といった表現になる。「conservative」を「地味な」という意味で使う場合、例文としては「I want a conservative black suit(地味な黒いスーツが1着欲しい)」といった表現になる。
名詞としては、「保守的な人」と使う場合、「She said he was too friendly with conservatives(彼は保守的な人たちと親しすぎであると彼女は言った)」といった例文になる。
コンサバ
別表記:コンサバティブ
英語:conservative
英語の conservative は、動詞 conserve + 接尾辞 -ative からなる形容詞である。動詞 conserve は「保存する」という意味であり、接尾辞 -ative は「そういう性質や傾向の」という意味する形容詞にする語尾である。
なお、英語では conservative(コンサバティブ)を日本語の「コンサバ」のように省略して言うことはない。語幹である conserve は語呂が「コンサバ」にほど近く、しかも名詞として用いられることがあるが、名詞の用法はもっぱら「果物の砂糖漬け」(ジャム)を意味する。
ファッション用語としての「コンサバ」は、「派手」「奇抜」「アバンギャルド」の対極にある概念といえる。
「次回の企画案はコンサバでお願いします」といえば、「無難な提案」が期待されているという意味合いと解釈される。また、「Aさんはこの部の中ではコンサバな方だ」というと、急進的でない「控えめな考え方の人」という意味に解釈される。しかし、ビジネスシーンで「保守的」という形容は基本的にいい意味で使われない。「コンサバ」もネガティブな意味合いに傾きやすい。
政治思想の分野に関してはコンサバ(な人)を「保守派」や「保守主義者」とも表現できる。
ファッション分野においては、「アバンギャルド(前衛的)」や「コンテンポラリー(現代的)」といった表現が「コンサバ」と対義語関係にある概念として挙げられる。
英語:conservative
コンサバとは
コンサバは「コンサバティブ(conservative)」の略であり、「保守的」「守旧的」あるいは「無難」であるということを意味する表現。思想・考え方・主義・手法・ファッションスタイルなどを形容することが多い。コンサバの語源
コンサバは英語由来のカタカナ語を略した表現である。英語の原義も「保守的な」または「保守主義の」という意味であり、おおむね日本語の「コンサバ」と同義である。英語の conservative は、動詞 conserve + 接尾辞 -ative からなる形容詞である。動詞 conserve は「保存する」という意味であり、接尾辞 -ative は「そういう性質や傾向の」という意味する形容詞にする語尾である。
なお、英語では conservative(コンサバティブ)を日本語の「コンサバ」のように省略して言うことはない。語幹である conserve は語呂が「コンサバ」にほど近く、しかも名詞として用いられることがあるが、名詞の用法はもっぱら「果物の砂糖漬け」(ジャム)を意味する。
「コンサバ」の主な使い所
「コンサバ」は政治・医療・ファッションを中心に多種多様な話題で用いられ、分野ごとに具体的な意味・ニュアンスが異なる。政治的コンサバ
政治の話題における「コンサバ」は、いわゆる「保守主義」を意味する。従来からの伝統・制度・習慣・組織・考え方を尊重し、革命などの改革に消極的な思想をもつことである。医療におけるコンサバ
医療の分野では「コンサバ」は「保存的療法(非手術的療法)」を指す意味で用いられる。コンサバ=保存的療法(=保存療法)は、「手術療法」と対比される概念であり、外科手術を行わずに(内服薬の服用する・運動する・安静にする・生活を改める等の対処により)治療に臨む方法である。ファッション分野のコンサバ
ファッションの分野では「コンサバ」は「コンサバファッション」の略として用いられており、一般的に「上品で落ち着いた系統の服装」を意味する。女性のコンサバファッションは「エレガントで控えめな(主張が強くない)服装」、男性の場合は「知性を感じる品格のある服装」といったニュアンスが色濃い。ファッション用語としての「コンサバ」は、「派手」「奇抜」「アバンギャルド」の対極にある概念といえる。
ビジネスシーンのコンサバ
ビジネスシーンでは「コンサバ」と表現される場合、考え方が古臭い・守旧的・頑固、といった意味で用いられる場合もあり、かつ、文脈によっては「控えめな」「無難な」というニュアンスが中心になることもある。「次回の企画案はコンサバでお願いします」といえば、「無難な提案」が期待されているという意味合いと解釈される。また、「Aさんはこの部の中ではコンサバな方だ」というと、急進的でない「控えめな考え方の人」という意味に解釈される。しかし、ビジネスシーンで「保守的」という形容は基本的にいい意味で使われない。「コンサバ」もネガティブな意味合いに傾きやすい。
コンサバの類語・類義語
「コンサバ」の類語としては「保守的」が第一に挙げられる。かなり幅広い文脈において「コンサバ」を「保守的」と言い換えても意味が通る。ただし医療分野やファッション分野における「コンサバ」は半ば専門用語化しており、「保守的」とは言い換えにくい。政治思想の分野に関してはコンサバ(な人)を「保守派」や「保守主義者」とも表現できる。
コンサバの対義語
「コンサバティブ」の対義語としては「プログレッシブ(progressive)」が挙げられる。「プログレッシブ」は進歩的・革新的・進歩主義といった意味の単語であり、日本語では「プログレ」と略されることもある。ファッション分野においては、「アバンギャルド(前衛的)」や「コンテンポラリー(現代的)」といった表現が「コンサバ」と対義語関係にある概念として挙げられる。
コンサバティブ【conservative】
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