質量保存の法則とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > 法則 > 質量保存の法則の意味・解説 

しつりょうほぞん‐の‐ほうそく〔シツリヤウホゾン‐ハフソク〕【質量保存の法則】

読み方:しつりょうほぞんのほうそく

化学反応の前と後で反応にあずかる物質質量総和変わらないという法則1774年ごろ、ラボアジェ発見質量不変の法則


質量保存の法則

同義/類義語:質量保存則
英訳・(英)同義/類義語:law of conservation of mass

化学反応前後で系全体質量変化しないことを表す化学の基本原理ラボアジェ唱えた
「生物学用語辞典」の他の用語
学説仮説法則など:  老化のDNA損傷蓄積説  自然選択説  誤対合モデル  質量保存の法則  適者生存  遺伝子説  鍵・鍵穴説

質量保存の法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 07:02 UTC 版)

質量保存の法則(しつりょうほぞんのほうそく、: law of conservation of mass)とは、閉鎖系においては時間が経過しても物質の総質量が保たれるという物理学および化学法則である。閉鎖系内で物質が移動したり、その形状が変化することはあっても質量そのものが生み出されたり、消失したりすることがないことを意味する。例えば化学反応の前の質量と後の質量は等しくなる。質量保存の概念は、化学力学流体力学などの多くの分野で広く使用されている。化学反応における質量保存の法則は、18世紀後半にアントワーヌ・ラヴォアジエが精密な実験を行い、提唱した。この法則は、錬金術から化学の現代自然科学への進歩の歴史において非常に重要であった。実際には質量保存の法則は古典力学における仮定のひとつにすぎず、自然の基本法則ではないことが知られており、特殊相対性理論における質量とエネルギーの等価性に従うように修正する必要がある。さらに非常にエネルギーの高い系では、素粒子物理学における核反応や粒子-反粒子消滅の場合のように、質量の保存は成り立たないことが示されている。質量保存則ともいう。




「質量保存の法則」の続きの解説一覧

質量保存の法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 18:21 UTC 版)

水循環」の記事における「質量保存の法則」の解説

平均的な水の移動流動量 年平均(× 10 km3/年) 陸地への降水量 107 陸地からの蒸発量 71 地表流ならびに地下水となる水量 36 海洋への降水量 398 海洋からの蒸発量 434 水循環における水の総量もしくは総重量ならびにリザーバーにおける水量基本的に一定である。これはつまり、単位時間中にリザーバー流入する水量と、流出する水量等しいことを意味する。 右の表は陸地海洋における水の入出量を表したのである例えば、年107×103 km3降雨として地表降り注ぐとき、陸地から蒸発した水量71×103 km3 と、地表流浸透して地下水となる水量36×103 km3合計等しい。

※この「質量保存の法則」の解説は、「水循環」の解説の一部です。
「質量保存の法則」を含む「水循環」の記事については、「水循環」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「質量保存の法則」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



質量保存の法則と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「質量保存の法則」の関連用語

質量保存の法則のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



質量保存の法則のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの質量保存の法則 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの水循環 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS