質量光度比
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 08:40 UTC 版)
質量光度比(Mass-to-light ratio)は、体積当たり(通常は銀河や星団程度)の質量と光度の商である。天体物理学や宇宙物理学においては、の記号で表す[1]。これらの比はしばしば、太陽質量を太陽光度で割った定数 = 5133 kg/Wを基準に計算される。銀河や星団の質量光度比は、常に太陽の値よりもずっと大きい。これは、部分的には、これらの天体の質量のほとんどは恒星の内部にはないためであるが、質量の多くの部分が暗黒物質であることも示唆される。
- ^ Mihalas and McRae (1968), Galactic Astronomy (W. H. Freeman)
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