星団とは? わかりやすく解説

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せい‐だん【星団】

読み方:せいだん

恒星天球の一小部分密集しているもの。散開星団球状星団とがある。


星団 cluster of stars(またはstarcluster)

物理的に関連している星の集団のことで、これ等の星の起源は同じと推測されている。主な星団のタイプ散開星団(open cluster)と球状星団(globular cluster)がある。

星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 23:39 UTC 版)

星団(せいだん、star cluster)は、同じガスから誕生した、互いの重力相互作用によって結びついた恒星の集団[1][2]。その特徴から散開星団 (: open cluster) と球状星団 (: globular cluster) に分類される。


注釈

  1. ^ 水素ヘリウム以外の元素の存在量のこと。

出典

  1. ^ Ian Ridpath 2018, p. 861.
  2. ^ 星団”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2018年4月20日). 2022年3月6日閲覧。
  3. ^ a b c Ian Ridpath 2018, p. 699.
  4. ^ 散開星団”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2019年9月30日). 2022年3月6日閲覧。
  5. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “プレヤデス”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年3月12日閲覧。
  6. ^ Ian Ridpath 2018, p. 912.
  7. ^ 運動星団”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2018年4月11日). 2022年3月12日閲覧。
  8. ^ Ian Ridpath 2018, p. 666.
  9. ^ Catalog of Optically Visible Open Clusters and Candidates”. OPEN CLUSTERS AND GALACTIC STRUCTURE. 2022年3月13日閲覧。
  10. ^ Ian Ridpath 2018, p. 472.
  11. ^ a b 球状星団”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2019年9月30日). 2022年3月6日閲覧。
  12. ^ 星団型変光星”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2019年9月8日). 2022年3月10日閲覧。
  13. ^ 安田直樹 著「6.2.2 1次距離指標」、谷口義明岡村定矩祖父江義明 編 『4 銀河I』〈シリーズ現代の天文学〉(第2版第1刷)日本評論社、2018年8月25日、199頁。ISBN 978-4-535-60754-5 
  14. ^ Frommert, Hartmut (2014年2月19日). “Concentration Classes of Globular Clusters”. SEDS Messier Database. 2022年3月12日閲覧。
  15. ^ 有本信雄 著「5.1.2 銀河の進化の実験室」、祖父江義明、有本信雄、家正則 編 『5 銀河II』〈シリーズ現代の天文学〉(第2版第1刷)日本評論社、2018年3月15日、181頁。ISBN 978-4-535-60755-2 
  16. ^ a b 沢武文 著「23 星団の色-等級図」、福江純、沢武文、高橋真聡 編 『極・宇宙を解く-現代天文学演習』(初版)恒星社厚生閣、2020年2月10日、95頁。ISBN 978-4-7699-1643-7 


「星団」の続きの解説一覧

星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:51 UTC 版)

シリウス」の記事における「星団」の解説

シリウスが星団の一員であるという説は、1909年アイナー・ヘルツシュプルングによって初め提唱された。ヘルツシュプルングは、天球上でシリウス星系の固有運動観測から、シリウスおおぐま座運動星団一員であるとした。おおぐま座運動星団固有運動同じくする220恒星からなりかつては散開星団であったが現在は互い重力束縛されていないグループである。しかしながら2003年2005年にかけての研究では、シリウスがこの集団一員である可能性疑問視されている。おおぐま座運動星団は5±1億歳程度見積もられているが、シリウスはこの半分程度年齢でしかなく、この集団一員としては若過ぎるためである。これとは別にオリン・エッゲンによって、ぎょしゃ座β星、かんむり座α星、コップ座β星、エリダヌス座β星、へび座β星からなる Sirius Supercluster一員であるという説が提唱されている。この星団は太陽系から500光年以内位置する3つの大きな星団のうちの1つである。他の2つヒアデス星団プレアデス星団で、いずれも数百恒星により構成されている。

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星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 10:38 UTC 版)

天体観望」の記事における「星団」の解説

肉眼観望しやすいのは、冬の夜空にあるおうし座プレアデス星団(和名:すばる)や同星座ヒアデス星団などがある。大半の星団は、小さな箇所集まっているため、天体望遠鏡双眼鏡での観望適している。

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星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 02:57 UTC 版)

天体」の記事における「星団」の解説

星団は恒星集団である。 散開星団 球状星団

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星団

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 23:35 UTC 版)

名詞

 せいだん

  1. 恒星集団

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