散開星団とは? わかりやすく解説

さんかい‐せいだん【散開星団】

読み方:さんかいせいだん

数十から数百個の恒星が、10光年程度範囲不規則に集まった星団。約1000発見されており、銀河面沿って分布する牡牛(おうし)座のプレアデス星団ヒアデス星団が有名。銀河星団


散開星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 06:56 UTC 版)

散開星団[1](さんかいせいだん、open cluster[1])は恒星の集団(星団)の一種である。分子雲から同時に生まれた星同士がいまだに互いに近い位置にある状態の天体を指す。銀河ディスク部分に存在するため、銀河星団とも呼ばれる。


  1. ^ a b 『オックスフォード天文学辞典』朝倉書店、初版第1刷、166頁。ISBN 4-254-15017-2
  2. ^ http://yamagamiplanning.sakura.ne.jp/guide/nebulacluster/umamovinggroup


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散開星団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:31 UTC 版)

星団」の記事における「散開星団」の解説

詳細は「 散開星団」を参照 数十から数百恒星最大50光年ほどの範囲集まっている星団銀河円盤渦状腕存在することから galactic cluster とも呼ばれ地球からは天の川近く多く見られる同じ星間分雲から誕生して数百万年から数千万年しか経っていない「種族I」の恒星構成されている。よく知られている散開星団として、プレヤデス星団ヒアデス星団挙げられる。 散開星団の分類には、「星団中心部集中度」「星団属す星々明暗の幅」「星団属する星の数」の3つの要素分類するトランプラー分類 (英: Trumpler classification)」が用いられるヒアデス星団おおぐま座運動星団のように、収束点 (英: convergent point) と呼ばれる天球上のある一点に向って動いているように見え恒星からなる散開星団は「運動星団 (英: moving cluster, moving group)」と呼ばれるおおぐま座運動星団は、おおぐま座α星とη星を除く北斗七星5つなどが属する、地球最も近い星団である。 主な散開星団名称別名星座視直径距離年齢恒星の数画像M45 プレヤデス星団Pleiades おうし座 2° 約430 光年 1億350050 M44 プレセペ星団PraesepeBeehive かに座 70′ 約610 光年 7億290070 Melotte 25 ヒアデス星団Hyades おうし座 5.5° 約150 光年 7億870055 M7 トレミー星団Ptolemy's Cluster さそり座 80′ 約300 光年 2億9900120 Melotte 111 かみのけ座星団Coma Berenices Cluster かみのけ座 2° 約310 光年 4億4900863

※この「散開星団」の解説は、「星団」の解説の一部です。
「散開星団」を含む「星団」の記事については、「星団」の概要を参照ください。

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