雲から
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 06:10 UTC 版)
なお、気象学的に考えてもっとも信用性があるのは、雲を使った予想である。 「うろこ雲(巻積雲)は天気変化の兆候」 「おぼろ雲(高層雲)は雨の前ぶれ」 --温暖前線の接近によって高層雲が現れるため 「夏の朝曇りは晴れ」 「山に笠雲がかかると雨や風」 --低気圧や前線に伴う風により、湿度の高い空気が山の斜面を上って水蒸気が凝縮するため 「上り雲(北に向かう雲)は雨、下り雲(南に向かう雲)は晴れ」 --低気圧の前面は南寄り、後面は北寄りの風となるため 飛行機雲に限っては自然に発生するものではないが、水蒸気の関係から科学的根拠が見られる。 「飛行機雲がすぐに消えると晴れ」 --上空の湿度が低いため 「飛行機雲が広がると悪天の前兆」
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