質量モル濃度とは? わかりやすく解説

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質量モル濃度


しつりょう‐モルのうど〔シツリヤウ‐〕【質量モル濃度】

読み方:しつりょうもるのうど

溶液濃度を表す方式の一。溶媒1キログラム中に溶けている溶質物質量モル数)で表す。モル濃度Mと区別するため、1mol/kgを1モーラルmolal)と表すことがある重量モル濃度


濃度

(質量モル濃度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 04:35 UTC 版)

濃度のうどは、従来、「溶液中の溶質の割合を濃度という、いろいろな表し方がある。質量パーセント濃度、モル濃度等」(日本化学会編 第2版標準化学用語辞典)と定義されている。しかし、濃度をより狭く「特に混合物中の物質を対象に、体積で除した商を示すためのの名称に追加する用語」(日本産業規格(JIS))[1]と定義している場合がある。


注釈

  1. ^ IUPAC Green Book 第2版 p.50の表では平衡定数にはmolality bsisとconcentration basisと(pressure basisと)があり、区別している。したがって、molalityはconcentrationとは違うものと位置づけていると判断できる
  2. ^ Webサイト「IUPAC Gold Book」のconcentrationのページではNormalityが入っていない
  3. ^ 英語版Wikipediaはmolalityなどの量はconcentrationと呼ぶべきでないとしている。
  4. ^ 密度の単位でもある。
  5. ^ 密度の単位でもある。
  6. ^ 密度の単位でもある。
  7. ^ 臨床化学ではsubstance concentrationとも言う[3]

出典

  1. ^ 日本規格協会『JISハンドブック 49 化学分析』2008年。 
  2. ^ 2.取引又は証明における規制 経済産業省
  3. ^ a b c IUPAC.“concentration”. IUPAC Gold Book.
  4. ^ NIST SI Guide Section 8.6.2
  5. ^ NIST Guide to the SI 8 いくつかの量とその単位についての注
  6. ^ IUPAC. “mass concentration” (英語). IUPAC Gold Book. 2019年5月14日閲覧。
  7. ^ http://www9.ocn.ne.jp/~thcl/s27.htm
  8. ^ 日本化学試験所認定機構(JCLA) (2003年). “化学測定におけるトレーサビリティ 化学測定において相互に比較できる結果を得るためのガイド(JCLA PR-24テクニカルノート(3) 附属書B)” (PDF). 2019年5月14日閲覧。



質量モル濃度 (英語: molality)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 21:00 UTC 版)

濃度」の記事における「質量モル濃度 (英語: molality)」の解説

上項と同じ単位用いながら、その内容の示す所は異なる。沸点上昇凝固点降下計算用いられる単位溶質物質量÷溶媒質量つまり、mol/kg用いる。 定義は単位溶媒質量あたりの溶質物質量溶液全体占め物質量でないことに注意されたい。この記事の例では、32 gのメタノール1.0 molであり、考え溶媒10032 g = 68 g となるから、1.0 mol/68 g = 14.7 mol/kgとなる。

※この「質量モル濃度 (英語: molality)」の解説は、「濃度」の解説の一部です。
「質量モル濃度 (英語: molality)」を含む「濃度」の記事については、「濃度」の概要を参照ください。

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