沸点上昇より
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 02:01 UTC 版)
溶液の沸点は純溶媒より高くなることが多い。溶質が不揮発性でその蒸気圧が無視できるほど低いときには、溶液の沸点上昇 ΔT は溶質の質量モル濃度に比例する。その比例定数であるモル沸点上昇(英語版) Kb は、溶質の種類にはよらない、溶媒に固有の定数である。これを用いると溶質のモル質量 M は以下の式で表される。 M = w K b W Δ T {\displaystyle M={{wK_{\rm {b}}} \over {W\Delta T}}} ただし、wは溶質の質量、Wは溶媒の質量である。
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