地下資源
地下資源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:39 UTC 版)
ホピの住む大地に続くブラックマウンテンという土地からアメリカ合衆国がウランを採掘。このウランが広島市・長崎市に投下された原子爆弾の原料にもなったと一説では言われている。ホピの予言では「母なる大地の内臓をえぐってはいけない」と言われており、地球上すべてのウラン採掘に反対している。 彼らの保留地(Reservation)には、ウランのほかにも石炭や地下資源が豊富と考えられ、20世紀初頭からたびたびアメリカ政府によって埋蔵資源が狙われたともいわれている。(→ホピ族の強制移住計画) ニューメキシコのナバホ族保留地には、現在25億ドル規模の石炭火力発電所を含む「沙漠の岩のエネルギー計画」が進行しているが、近隣のユテ族などが大気汚染を懸念してこれに反発している。ごく一部のホピ族は同施設に雇用創出の期待をかけており、2009年10月に、この石炭火力発電所の閉鎖を要求している環境保護団体に対し、批判声明を出した。ナバホ族もこれに賛成している。
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