収斂進化とは? わかりやすく解説

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しゅうれん‐しんか〔シウレンシンクワ〕【収×斂進化】

読み方:しゅうれんしんか

魚類サメ哺乳類イルカのように全く系統の違う動物が、似たような体形をもつようになること。食物環境由来するといわれる


収束進化

同義/類義語:収斂進化
英訳・(英)同義/類義語:convergence, convergent evolution

系統異な生物種間で類似した形質個別進化させること。
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現象や動作行為に関連する概念:  原腸胚形成  反射  反射弓  収束進化  受動感作  受動拡散  受動輸送

収斂進化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 07:11 UTC 版)

収斂進化(しゅうれんしんか、: convergent evolution)とは、複数の異なるグループの生物が、同様の生態的地位についたときに、系統に拘らず類似した形質を独立に獲得する現象である[1]収束進化(しゅうそくしんか)とも[2]


  1. ^ a b c d e f P・レーヴン、G・ジョンソン、J・ロソス、S・シンガー『レーヴン・ジョンソン生物学 上』培風館、2006年4月10日、13,467頁。ISBN 978-4563077969 
  2. ^ a b 『三訂版 スクエア最新図説生物』第一学習社、2015年3月10日、303頁。ISBN 978-4-8040-4683-9 
  3. ^ a b c d 長谷川政美. “なぜ多様な種が進化したか?”. 大人の科学バー. KIWI. 2021年6月23日閲覧。
  4. ^ 刷新される恐竜像と私たち~21世紀の恐竜番組~”. NHK. 2021年6月23日閲覧。
  5. ^ 『Convergent evolution of the genomes of marine mammals』Nature Genetics 47, 272–275 (2015)
  6. ^ 西原克成『追いつめられた進化論―実験進化学の最前線』2001年、p.9
  7. ^ 【プレスリリース】アザラシとアシカ・セイウチは独立に海に適応した”. 福山大学. 2019年12月11日閲覧。
  8. ^ アシカとアザラシは祖先が別 それぞれの事情で海に適応 福山大グループが解明”. 毎日新聞. 2019年12月11日閲覧。
  9. ^ ホシナ コウヤ (2016年7月12日). “ハスは睡蓮ではなくマカダミアナッツの仲間?七十二候「蓮始開(はすはじめてひらく)」”. tenki.jp. 日本気象協会. 2021年6月23日閲覧。
  10. ^ Nickrent, D. L. 2002. Phylogenetic Origins of Parasitic Plants. Chapter 3, pp. 29-56 In J. A. López-Sáez, P. Catalán and L. Sáez [eds.], Parasitic Plants of the Iberian Peninsula and Balearic Islands. Mundi-Prensa, Madrid.
  11. ^ オウムは他の鳥より賢い――その知能の秘密を神経科学者が解明 - fabcross for エンジニア” (2018年7月21日). 2022年6月16日閲覧。
  12. ^ Katie Willis (2018年7月3日). “Neuroscientists uncover secret to intelligence in parrots”. アルバータ大学. 2022年6月16日閲覧。
  13. ^ Scott, Robert Falcon; History), British Museum (Natural; History), British Museum (Natural; Nova (Ship), Terra; Expedition, British Antarctic ("Terra Nova") (1915). Natural History Reports / British Antarctic ("Terra Nova") Expedition, 1910-13. 3. London: BM(NH). https://www.biodiversitylibrary.org/item/98731 


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収斂進化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:26 UTC 版)

堅頭竜類」の記事における「収斂進化」の解説

堅頭竜類は、三畳紀主竜類との収斂進化が疑われている。こうした生物T-J境界を堺に、系統別ながら瓜二つの姿となっていた。

※この「収斂進化」の解説は、「堅頭竜類」の解説の一部です。
「収斂進化」を含む「堅頭竜類」の記事については、「堅頭竜類」の概要を参照ください。

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