あわいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > あわいの意味・解説 

あわ・い〔あはい〕【淡い】

読み方:あわい

[形][文]あは・し[ク]

色や味などが際立たず、薄い。「—・い水色」「—・い味付け」⇔濃い。

形や光などがぼんやりしている。かすかである。「—・くがかかる」「—・い冬の日差し

執着関心少なくてあっさりしている。ほのかである。「—・い恋心」「—・い期待

軽薄である。軽々しい

「なのめなることをだに、少し—・き方に寄りぬるは、心とどむるたよりもなきものを」〈源・澪標

[補説] 近世以降シク活用の例もみられる

「五の交はりの中に淡々とあはしき交はりあり」〈其角十七回〉

[派生] あわさ[名]

「淡い」に似た言葉

あわい〔あはひ〕【間】

読み方:あわい

物と物とのあいだ。

色白細面、眉(まゆ)の—やや蹙(せま)りて」〈蘆花不如帰

事と事と時間的なあいだ。

「朝の供事(くじ)と夕供事との—に」〈言国卿記文明十三年〉

人と人とのあいだがら相互の関係。

あらまほしき御—どもになむ」〈源・桐壺

色の配合取り合わせ

濃き衣に紅梅織物など、—をかしく」〈源・浮舟

折。機会

「—あしければ、引くは常の習ひなり」〈平家一一


あわい

甲州弁意味用例
あわい物と物の鳴沢方言 ⇒あうェ(同義

あわい

方言共通語・該当漢字語意解説または【使用例
あわい すきま

粟井

読み方
粟井あわい

<あわい>

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 17:26 UTC 版)

狐笛のかなた」の記事における「<あわい>」の解説

現世カミ(神)の世の境にある空間。カミガミ(神々)や霊獣住まうとされている。常に薄暗く多湿らしい。

※この「<あわい>」の解説は、「狐笛のかなた」の解説の一部です。
「<あわい>」を含む「狐笛のかなた」の記事については、「狐笛のかなた」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「あわい」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

あわい

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 09:02 UTC 版)

形容詞

あわい淡い

  1. 色彩や味が明瞭でない、ぼんやりとした、微妙な。
  2. 心情などがはっきりしない、確実でない。

活用

対義語

語義1

対義語

語義1

  • こい

翻訳

名詞

あわい

  1. あいだ隙間間隙
  2. (古)関係間柄
  3. (古)調和


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「あわい」の例文・使い方・用例・文例

  • あっさりとしたあわい色どり
  • あっさりとしたあわい色どりで描かれた絵
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「あわい」の関連用語

あわいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



あわいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
うっち~の甲州弁研究所うっち~の甲州弁研究所
Copyright(c) うっち ~の甲州弁研究所 All rights reserved.
四日市市四郷地区方言四日市市四郷地区方言
Copyright (C) 2024 四日市市四郷地区ふるさと方言録 All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの狐笛のかなた (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのあわい (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS