シク活用とは? わかりやすく解説

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しく‐かつよう〔‐クワツヨウ〕【シク活用】

読み方:しくかつよう

文語形容詞の活用形式の一。語尾が「しく・しく・し・しき・しけれ・○」と変化するもの。これに補助活用カリ活用加えて、「しく(しから)・しく(しかり)・し・しき(しかる)・しけれ・しかれ」とすることもある。「うれし」「かなし」など。連用形語尾「しく」をとって名づけたもの。この活用形容詞には情意的な意味をもつものが多い。

[補説] 通常学校文法では、上記のようにシク活用の語尾を「し」以下とするが、ク活用語幹機能を、シク活用では終止形とされる「—し」の形が果たしているところから、「—し」までを語幹とみる説もある。→ク活用


形容詞

(シク活用 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 00:47 UTC 版)

形容詞(けいようし、英語:adjective, ドイツ語:Beiwort, Eigenschaftswort, Adjektiv)とは、名詞動詞と並ぶ主要な品詞の一つで、大小・長短・高低・新旧・好嫌・善悪・色などの動作以外で、物の状態や様子を表し、述語になったりコピュラ補語となったりして人や物に何らかの属性を表す単語でもあり、または、名詞を修飾して名詞句の指示対象を限定する用法、もしくは、述語の中心となる用法で使われる単語のことでもある。


注釈

  1. ^ ただし、形容動詞を名詞の一種とみなす立場もある
  2. ^ 古典(文語)においては「(〜から)ず」で同様の意味である。
  3. ^ かつて「おほきなり」「ちひさなり」という形容動詞であったが、現在では連体詞となった
  4. ^ 語尾を付加するか副詞"more","most"を付加するかは、音節の数が1個(or2個以下)であるか2個(or3個)以上であるかで区別する、とする教科書・解説書もある。

出典

  1. ^ Foley, William A. (1991). The Yimas Language of New Guinea. Stanford, CA: Stanford University Press. ISBN 9780804715829 


「形容詞」の続きの解説一覧

シク活用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:10 UTC 版)

「形容詞」記事における「シク活用」の解説

活用形活用補助活用未然形 しく しから 連用形 しく しかり 終止形 し ○ 連体形 しき しかる 已然形 しけれ ○ 命令形 ○ しかれ 「〇」の箇所には活用しない。「すさまじ」のように濁るものもある。

※この「シク活用」の解説は、「形容詞」の解説の一部です。
「シク活用」を含む「形容詞」の記事については、「形容詞」の概要を参照ください。

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