活用形とは? わかりやすく解説

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かつよう‐けい〔クワツヨウ‐〕【活用形】


活用

(活用形 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 08:40 UTC 版)

活用(かつよう)は、


注釈

  1. ^ その際、英語でいえばその語尾となる-ing, -edなどを活用による語形変化と考え「活用語尾」と呼ぶ解説者もいる[要出典]。またそれらを「接尾辞」と説明する解説者もいる[要出典]
  2. ^ 日本語でいえば丁寧語に当たる[要出典]
  3. ^ この名称は日本における名称で、スペイン語ではgerundioとよばれる。
  4. ^ 他にも、英語アルファベットはたったの26文字しかなく、フランス語などのように、発音区別符号がついたアルファベットがたくさんある言語と比べて、文字レベルでも(恐ろしいほど)単純だ、ということもしばしば挙げられる[要出典]
  5. ^ ここでいう「語」はアクセント単位や最小呼気段落にほぼ相当する[6]
  6. ^ 下一段という名は林圀雄によって造られた。また、中二段の名称はのちに黒沢翁満によって上二段に改められた。
  7. ^ これは中世の「体」「用」「てにをは」以来の伝統を継承するものである[12]
  8. ^ 例えば平賀譲(造船学者の平賀譲とは別人)が出題した「動詞の活用[20]」がある。

出典

  1. ^ 言語学大辞典:術語編』三省堂、1996年1月。ISBN 9784385152189 
  2. ^ Oxford Dictionaries, "conjugation"
  3. ^ a b 内田宗一 2016, pp. 41–42.
  4. ^ a b 平井吾門 2016, pp. 45–46.
  5. ^ 矢田勉 2016, p. 55.
  6. ^ a b c 屋名池誠 2005, p. 71.
  7. ^ 矢田勉 2016, p. 53.
  8. ^ 坪井美樹 2016, pp. 69–70.
  9. ^ a b 仁田義雄 2021, p. 134.
  10. ^ 中村朱美 2016, pp. 62–63.
  11. ^ 仁田義雄 2021, pp. 134–135.
  12. ^ a b 仁田義雄 2021, p. 135.
  13. ^ 鈴木康之 1977, p. 196.
  14. ^ 鈴木康之 1977, p. 229.
  15. ^ 寺村秀夫 1985, pp. 27–58.
  16. ^ a b 寺村秀夫 1985, pp. 14–26.
  17. ^ 寺村秀夫 1985, p. 20.
  18. ^ a b 寺村秀夫 1985.
  19. ^ 鈴木康之 1977.
  20. ^ コンピュータ・サイエンス誌『bit』の「ナノピコ教室」


「活用」の続きの解説一覧

活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 02:02 UTC 版)

沖縄北部方言」の記事における「活用形」の解説

上記語幹には、下記のようにそれぞれ活用語尾付いて活用形を成す。下の表には各活用語尾と、例として一A類の「書く」、一B類の「取る」、二類の「見る」の語形を示す。 本部町瀬底方言動詞の活用語尾 志向未然形条件形1条件形2命令形1命令形2連体形1連用形条件形3終止形連体形2du係結形ga係結形禁止形準体形接続形語幹基本語幹連用語幹派生語幹音便語幹活用語尾/aa/ /a/ /i/ /ee/ /i/ /ee/ /u/ /i/ /ra/ /N/ /N/ /ru/ /ra/ ○ ○ /i/ 書くhakaː haka haki hakeː haki hakeː haku haki hakura hakun hakun hakuru hakura haku haku hatʃi 取るturaː tura turi tureː turi tureː turu tui tuira tuin tuin tuiru tuira tui tui tuti 見るmiraː mira miri mireː miri mireː miru miː miːra miːn miːn miːru miːra miː miː mitʃi 主な接続形式 ba条件jo(よ) ba 体言 na 瀬底方言には、上記以外の活用をする動詞として、ʔjuːn(言う)、keːn(食う)、suːn(する)、kuːn(来る)がある。 志向語尾は-aːが普通だが、-anとなる場合もある。 未然形には、n(否定)、sun(-せる)、riːn(-れる)、ba条件)が接続する連体形1には、gariː(-まで)、haːi(-の度に)などが付く。また、nuːga(なぜ)の結びとしても使われる連用形には、buʃeːn(-たい)、nʃeːn(-なさる)、bakeː(-ばかり)、n(-も)などが付く。 連体形2語尾はnとなるのが普通だが、nuruとなる場合もある。 準体形には、mi(か。尋ね)、sa(さ)、ʃi(の)、gaja(-かしら)などが付く。 派生語幹からは、上記の他にhakutan(書いていた。継続過去)、hakuteːn(書いていたに違いない継続結果過去のような形式形成される。また一B類や二類派生語末尾のiの代わりにju現われる場合もある。例え終止形はtujun(取る)、mijun(見る)、du係結形はtujuru、mijuruなどである。 接続形からは、さらにhatʃiːn(書いている。持続)、hatʃan(書いた過去/完了)、hatʃen書いてある。結果過去のような形式形成される

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活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:40 UTC 版)

喜界島方言」の記事における「活用形」の解説

4種類語幹に、それぞれ活用語尾付いて活用形を成す。活用形ごとに、結びつく語幹活用語尾決まっている。その組み合わせ下表通りである。 志戸桶方言の活用形分類語例基本語幹連用語幹派生語幹音便語幹語幹活用語尾語幹活用語尾語幹活用語尾語幹活用語尾志向未然形 条件命令形 禁止連用形 終止形1 終止形2 連体形体形 接続形 一類書くkakoː/a a ɪ ɪ u(na) kaki kakjui ɴ ɴ ○ katɕi 取るturoː/a a i itui tujui ɴ ɴ ○ tuti 二類見るmiroː/a a i i ※ mii mijui ɴ ɴ ○ mitɕi 蹴るçɪroː/a a i i ※ çɪɪ çɪjui ɴ ɴ ○ çɪti 三類落ちるkʔaɴtiroː/a a i i ※ kʔaɴti kʔaɴtijui ɴ ɴ ○ kʔaɴtiti 受けるʔukɪroː/a a i i ※ ʔukɪ ʔukɪjui ɴ ɴ ○ ʔukɪti 四類居るwuroː/a a i iwui wui ɴ ɴ/iɴ ○ wuti wujui ɴ ※基本語幹末尾がrになる動詞では、禁止形はrがɴに変わる。例えtuɴna(取るな)、miɴna(見るな)など。 上記以外の活用をする動詞として、suɴ(する)、kjuːɴ(来る)がある。 未然形には、ɴ(否定)、suɴ(-せる)、riɴ(-れる)、ba(-ば)が付く。例えば、kakaɴ(書かない)、waraːwariɴ(笑われる)など。 連用形には、tui busa(取りたい)、kaki jassaɴ(書きやすい)、kaki ɴnja ʔikjuɴ(書きに行く)のような用法がある。 連体形は、表に示したkakjuɴ(書く)、mijuɴ(見る)、ʔukɪjuɴ(受ける)などのほかに、kakiːɴ、miːɴ、ʔukɪiɴのような形式現れる。 準体形には、mɪ(か。尋ね)やsu(の。準体助詞)が付く。例えda ŋa tuju mɪ(君が取るか)、ssa tuju su na(を取るのか)など。 接続形は、「書いて」「見てのような意味を表すほか、「書いた」「した」のような過去の意味を表す場合がある。また、接続形wuɴが付いて「-ている」、ʔaɴが付いて「-た」「-てある」の意味を表す派生形式生じている。それぞれの活用形の一部を表に示す。 連用形終止形1終止形2連体形書いているkatɕiui katɕuːi katɕuːɴ katɕiuɴ 書いたkatɕai katɕai katɕaɴ katɕaɴ 書いてあるkatɕiai katɕeːi katɕeːɴ katɕeːɴ

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活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:10 UTC 版)

朝鮮語の文法」の記事における「活用形」の解説

朝鮮語活用用言動詞・形容詞)と叙述格助詞名詞述語文作るコピュラ日本朝鮮語学では指定詞などと呼ばれる)にある。活用によってできた語形を活用形と呼び、活用形は文が言い切れる形か、そうでないかで終結形と非終結形に分けられている(日本の6活用形のような語幹直後音声的な形態によっては細分されない。文法的意味を表す部分までを含めて語形考えている)。非終結形は節を構成した連用接続したりするのであるが、その機能によりさらに連結形転成形に分けられる連結形並列節従属節つくって主節つなげたり補助用言連なる形を分類し転成形は名詞節修飾節を作る形を分類している。また活用形は語の意味を表す独立形態素である語幹文法的関係を表す拘束形態素語尾によって構成されており、語尾は語を完成させる語末語尾語末語尾後続させなければ語を完成できない先語末語尾分類される。なお文法的意味語形態は語尾補助用言分類することによって説明される。 もし日本の活用形をこのような分類入れるならば、終止形命令形終結形、仮定形連結形連体形転成形、連用形連結形転成形に分類されることになるだろう。 また学校文法では語幹に-다{-da}をつけた語形態を、活用形とは区別される基本形としており、ほとんどの国語辞典がこれに従って目を立てている。

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活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:53 UTC 版)

沖縄語」の記事における「活用形」の解説

語幹様々な接辞付いて活用形が構成される。以下に那覇方言の各活用形の語形用法述べる。 未然形 基本語幹+a。単独意志勧誘を表す(これを志向形とも言う)。また、N(否定)、riiN(可能・受身)、raN不可能)、suN使役)、simiiN(使役)、a・wa仮定条件)などの接辞が付く。(例)kaka(書こう)、mataN(待たない)、cikariiN(聞こえる)、ʔwiigasuN(泳がせる)、ʔikaa(行けば)、kakawa(書けば)。 条件形1 基本語幹+ee単独条件を表す。未然形使った仮定条件違って既定条件表し文脈によって「〜なら」とも「〜ので」とも訳せる。 命令形1 基本語幹+i。単独命令を表す。 命令形2 基本語幹+ee同じく命令を表す。 連体形1 基本語幹+u。na(な。禁止)、ka(まで)、kazirii(まで・かぎり)などが付く。 連用形 連用語幹+i。ただし第2-2動詞ではiが付かないiii避けるため)。ga(〜しに)、ciroo(〜しそう)、uusuN(〜できる)、busaN(〜したい)、miseeN(〜しなさる)などが付く。 丁寧形 連用語幹+(j)abiiN/ibiiN。第1種動詞では連用語幹+abiiN、第2種動詞と第2-2動詞では頭語幹+jabiiN、第3種動詞では頭語幹+jabiiNまたは頭語幹+ibiiNとなる。日本語の「〜ます」にあたる。 終止形現在形派生語幹+N。終止形現在形)は、未来や、特定の時間限定されない行為を表すほかに、現在のことを表す点が日本語異なる。すなわち、日本語で「新聞読んでいる」と言うところを、現在形で表す。沖縄語現在形は元々「をり」を含んでいる形であり、西日本方言進行アスペクトを表す「連用形+よる(をり)」との関係が考えられる。 なお、第2種動詞終止形語尾をiNではなくjuNとしている辞書等もある。iNはjuN慣用形だが、20世紀後半にはjuN高齢層で稀に聞かれるだけとなり、ほぼiNに統一された。かつての首里方言ではjuN・iN並存だった。 連体形2 派生語幹+ru。後に名詞が続くほか、baa(〜時)、hazi(〜はず)などの語が付く。また、強調助詞ru(ぞ)に呼応して係り結びをつくる。 未然形2ga係り結び形) 派生語幹+ra疑問助詞ga(か)に呼応して係り結びをつくる。 条件形2 派生語幹+raa。「〜なら」という条件を表す。 準連体形 派生語幹のみの形。si(の=準体言)、siga(〜のだが)、sa(よ)、gutu(理由)、ga疑問)、mi・i(たずね)などが付く。 過去進行形 派生語幹+taN過去における動作進行を表す。「〜していた」。 過去進行中止形 派生語幹+ti疑問助詞iが付いて過去における動作進行対す疑問を表す。「〜していたか」。 過去進行推量形 派生語幹+teeN過去における確実な動作進行推量を表す。「〜していただろう」。 接続形 音便語幹+i。「〜して」の意味を表す。 過去形 音便語幹+aN。過去を表す。「〜した」。 完了形(確証過去形) 音便語幹+eeN。ある動作行為結果が現在残っていて、過去確かにそれが行なわれたことを表す。「(今までに)きっと〜している」「〜したに違いない」「〜してある」などと訳される継続形 音便語幹+ooN。動作結果あるいは継続進行を表す。「〜している」などと訳される過去進行形過去進行推量形過去形完了形継続形は、それ自体がさらに活用をする。これらの活用形語尾のNは終止形語尾であり、この部分付け替えることで連体形、係結形、条件形、準連体形などに変わる。例え過去終止)形kacaN(書いた)は、過去連体形kacaru(書いた…)、過去条件形kacaraa(書いたなら)のように変化する

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活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「活用形」の解説

それぞれの活用形の機能述べる。

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活用形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「活用形」の解説

秋田方言では基本形しかない考えることもできるが、ここでは便宜的に共通語の各活用形に相当する秋田方言の形を「高い」を例にして説明する

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