沖縄北部方言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 02:02 UTC 版)
沖縄北部方言(おきなわほくぶほうげん)または国頭方言(くにがみほうげん)とは沖縄県の沖縄諸島北部(沖縄本島北部および伊江島、伊是名島、伊平屋島など)で話される沖縄語の方言である。エスノローグにおいては国頭語(くにがみご)(Kunigami language)とされるが、沖永良部島方言・与論島方言をあわせた沖永良部与論沖縄北部諸方言を国頭語(国頭方言)と呼ぶこともある[2]。沖縄北部方言と沖縄中南部方言との境界は、東シナ海側では恩納村恩納と谷茶の間にあり、太平洋側では金武町屋嘉とうるま市石川の間にある。
- ^ Kunigami at Ethnologue (18th ed., 2015)
- ^ ユネスコの危機に瀕する言語では沖永良部与論沖縄北部諸方言をさして「国頭語」としており、沖縄北部はその方言としている。
- ^ a b c 松森晶子(2009)「沖縄本島金武方言の体言のアクセント型とその系列:「琉球調査用系列別語彙」の開発に向けて」『日本女子大学紀要 文学部』58 NAID 110007097760
- ^ 松森晶子(2000)「琉球アクセント調査のための類別語彙の開発:沖永良部島の調査から」『音声研究』4-1
- ^ a b 﨑村弘文(2006)『琉球方言と九州方言の韻律論的研究』明治書院、147-150頁。
- ^ 内間直仁(1984)『琉球方言文法の研究』笠間書院、355-371頁。
- 1 沖縄北部方言とは
- 2 沖縄北部方言の概要
- 3 外部リンク
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