ついじ‐べい〔ついぢ‐〕【▽築地塀】
読み方:ついじべい
「築地1」に同じ。
築地塀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 00:28 UTC 版)
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築地塀(ついじべい)とは、泥土をつき固めて作った塀。単に「築地」(ついじ)ともいう。
概要
石垣の基礎に柱を立てて貫を通した骨組みを木枠で挟み、そこに練り土を入れて棒でつき固める「版築」という方法で作られる物が多く、塀の上に屋根として簡便な小屋組を設け、瓦や板などで葺いたものも多くある。
古来より公家の邸宅や寺院、官舎などに特に見られ、今でも御所や寺院などで見られる。規模の大きい物は「大垣」と呼ばれ、平城京の南面の築地塀は高さ12メートルに達したといわれている。寺では定規筋という白い横線を入れた筋塀を築き、5本(五条)を最高位にして寺格を表すようになった。
関連項目
- 塀
- 壁
- 土塀
- 塀 (城郭)
- コンクリートブロック
- 築地 (曖昧さ回避) - 地名や苗字に残る築地
- 猿ヶ辻
- 大谷石
築地塀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 23:01 UTC 版)
寺域を区画する塀。西辺・東辺において確認されており、西辺では幅2.5メートルの溝状遺構が、東辺では堰板を固定する添柱跡が検出されている。基底部幅約2メートル・高さ約3メートルと見られ、屋根は板葺で、棟にのみ瓦が使用されたと推測される。西辺・東辺の築地塀の距離は約255メートルを測る。南辺では東西方向に延びる区画溝が確認されており、南辺築地塀の側溝の可能性がある。現在までに北辺の遺構は確認されていないが、南北の規模は東西とほぼ同程度と推測される。
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「築地塀」の例文・使い方・用例・文例
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