犬歯

デジタル大辞泉

けん‐し【犬歯】

読み方：けんし

切歯（門歯）と臼歯(きゅうし)の間の歯。上下一対、左右に計4本ある。糸切り歯。肉食獣では発達して牙(きば)となる。

生物学用語辞典

犬歯

英訳・(英)同義/類義語：canine tooth, canine

ほ乳類の歯で、ヒトでは４本の切歯（前歯）の両端にある２対の歯。ヒト以外の霊長類や食肉目ではよく発達しているほか、雄で発達していることも多い。

「生物学用語辞典」の他の用語

個体の器官や組織など：

灰色3日月環  無胚乳種子  無髄神経  犬歯  珠皮  球形嚢  球果

歯科用語

犬歯（けんし）

上あごおよび下あごの正中（せいちゅう：真ん中のこと）から３番目の永久歯。上下４本ある。

ウィキペディア

犬歯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/14 03:49 UTC 版)

犬歯（けんし、Canine tooth）は側切歯の遠心側に隣接する歯。上下顎それぞれに一対（計四本）ある。食物を捕らえ、切り裂くための歯である。ヒトの場合、前歯部を構成する歯の一つである。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

犬歯

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:14 UTC 版)

この単語の漢字
犬	歯
けん 第一学年	し 第三学年
音読み	音読み

発音

け↘んし

名詞

犬歯 (けんし)

1. (歯学) 門歯と臼歯の間の鋭く尖った歯。

類義語

• 尖頭歯, 糸切り歯

翻訳

• 英語: cuspid ^(en), canine tooth ^(en)
• 中国語:  (繁): 犬齒/ (簡): 犬齿, 尖牙
• 朝鮮語: 견치 ^(ko), 송곳니 ^(ko)
• ベトナム語: răng nanh ^(vi)

Weblio日本語例文用例辞書

「犬歯」の例文・使い方・用例・文例

• 犬歯
• プチッ、と糸を犬歯で噛み切った。
• 犬歯.
• 肉食性動物の犬歯
• 爬虫類犬歯類の一属
• 長い剣のような犬歯がある新旧世界の多くの絶滅した猫のどれでも
• 鋭い門歯と犬歯を持つ熱帯中央・南アメリカ産のネズミの大きさのコウモリ
• 巨大な曲った犬歯を持つインドネシア産の野生の豚
• 犬歯という,門歯と臼歯の間にある鋭い歯