えいきゅう‐し〔エイキウ‐〕【永久歯】
永久歯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/08 22:29 UTC 版)
切歯及び犬歯の根は1本である。小臼歯の根は1本であることが多いが稀に2本存在することがある。大臼歯の根は下顎は2本、上顎は3本が普通だが稀に下顎で3本、上顎で4本存在することもあり、逆に下顎で1本という例もある。
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永久歯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 20:43 UTC 版)
永久歯は上下顎に16歯ずつ、合計32歯ある。歯式は 2.1.2.3 2.1.2.3 {\displaystyle {\tfrac {2.1.2.3}{2.1.2.3}}} である。 上顎の中央にある二本の前歯が上顎中切歯(パーマー式でいう左の1番と右の1番)で、以下奥に向かって上顎側切歯(同2番)、上顎犬歯(3番)、上顎第一小臼歯(4番)、上顎第二小臼歯(5番)、上顎第一大臼歯(6番)、上顎第二大臼歯(7番)、上顎第三大臼歯(8番)と並ぶ。 下顎も同様に、手前から 下顎中切歯(左の1番と右の1番)、下顎側切歯(同2番)、下顎犬歯(3番)、下顎第一小臼歯(4番)、下顎第二小臼歯(5番)、下顎第一大臼歯(6番)、下顎第二大臼歯(7番)、下顎第三大臼歯(8番)と並ぶ。上下の第三大臼歯(智歯とも)は、生えてくるのが遅かったり萌出しない場合もあり、一般に「親知らず」と呼ばれる。他の歯や歯周組織に悪影響を及ぼす生え方をして、抜歯適応になることが多い。さらに別の歯(例えば第四大臼歯など)が形成される場合、それらを過剰歯と呼ぶ。通常の歯数よりも少ないものは、歯の先天欠損や歯数不足 (Hypodontia) と呼ばれる。 歯には少しばかり男女差があり、男性の歯と顎は女性のものよりも平均的に大きくなる傾向がある。また歯の内部組織割合にも違いがあり、男性の歯は象牙質が比較的多く、女性の歯はエナメル質が比較的多い。
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永久歯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:00 UTC 版)
永久歯は乳歯に代わって生えてくる歯である。永久歯が生え始めるのは6歳頃である。 永久歯列(第二次歯列)の歯の数は上顎側に並ぶ上顎歯列弓の16歯、下顎側に並ぶ下顎歯列弓の16歯の総32歯である(親知らずを除くと28本である)。 人間の永久歯は大きく切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の4歯種に分けることができる。切歯は正中(中央)に隣接して存在し、その側方にそれぞれ側切歯がある。切歯は中切歯、側切歯の2種類上下計8本ある。側切歯の奥には犬歯が上下計4本ある。臼歯は計20本存在し、小臼歯(第1小臼歯、第2小臼歯)と大臼歯(第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯)に分けられる。乳歯の脱落後に生えてくる、中切歯~第二小臼歯までを代生歯、第二生歯とよび、乳歯の存在しない大臼歯を加生歯と呼ぶ。まず、第1大臼歯(6歳臼歯とも呼ばれる)から生え始め、その後徐々に生え替わっていく。大体13歳頃には前歯から第2大臼歯までの28本が生えそろっている。第3大臼歯は生えてくるのが遅く、また、生えてこない事もあり「親知らず」(知歯/智歯)ともよばれる。 永久歯はきちんとケアをすれば死ぬまで使うことができる。また、高齢者への調査で、歯が多く存続しているほど活動的である事がわかっている。 永久歯列名称パーマー式国際歯科連盟式アメリカ式右 左 右 左 上顎歯上顎中切歯 1 11 21 8 9 上顎側切歯 2 12 22 7 10 上顎犬歯 3 13 23 6 11 上顎第一小臼歯 4 14 24 5 12 上顎第二小臼歯 5 15 25 4 13 上顎第一大臼歯 6 16 26 3 14 上顎第二大臼歯 7 17 27 2 15 上顎第三大臼歯 8 18 28 1 16 下顎歯下顎中切歯 1 41 31 25 24 下顎側切歯 2 42 32 26 23 下顎犬歯 3 43 33 27 22 下顎第一小臼歯 4 44 34 28 21 下顎第二小臼歯 5 45 35 29 20 下顎第一大臼歯 6 46 36 30 19 下顎第二大臼歯 7 47 37 31 18 下顎第三大臼歯 8 48 38 32 17 歯科記録は患者等に向かっての歯の位置が示されるためチャートでは左の歯が右側、右の歯が左側となる。 パーマー式では上下左右の対称の位置の歯が同じ番号になるため、L字形の特殊な括弧を番号に付け、その向きで歯の位置を特定する。
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