ま‐もう【摩耗/磨耗】
摩耗
アブレーション (または摩耗) ablation
摩耗
摩耗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/06 09:07 UTC 版)
詳細は「摩耗」を参照 摩耗という現象は、機械的な作用による表面物質の脱落や変形に起因する。ナノスケールの摩耗は面に対して一様に作用することはない。二つの接触面が相対運動を行うと、表面で物質の脱落や変形が起こり、結果として不規則な凹凸が生まれる。相対運動が続くとこれらの凹みの幅や深さは増加していく。 巨視的なスケールでは、摩耗は摩耗量(損失した物質の体積もしくは質量)もしくは摩耗率(摩耗仕事もしくは摩耗距離に対する摩耗量の比)で測られる。ナノサイズでは物質の損失量を測定することが困難なため、表面トポロジーの変化をAFMで測定することによって摩耗を評価する。
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摩耗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 21:38 UTC 版)
曲線で外軌のゲージコーナが車輪のフランジと接触することによる摩耗を「側摩耗」と称し、レール交換の主因となっている。また、レール表面が一定の間隔で摩耗または塑性変形して連続した凹凸が発生する摩耗を「波状摩耗」と称し、この摩耗は列車走行時に振動が発生し、騒音公害や保線上の問題が生じやすくなる。
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「摩耗」の例文・使い方・用例・文例
- 歯磨き粉の研磨性はRDA(相対的象牙質摩耗値)により測定される。
- そのタイヤが摩耗しています。
- そのタイヤの摩耗が進んでいます。
- 貨幣の摩耗
- かなり踏みつけられて摩耗し、すり減った、またはむき出しの
- 裂ける、皮膚を摩擦する、あるいは、摩耗することにより痛くする
- 摩擦で摩耗する
- ギアは摩耗した
- 耐久性のない石はだんだん摩耗して谷を形成した
- 水、氷、あるいは風のようなものにより摩耗する
- 縁にそって摩耗またはボロボロになった
- 蛾によって(またはそれによるかのように)摩耗させられる、あるいは蝕まれる
- 多くの摩耗または使用の兆候を示す
- 通例摩耗に耐えるよう先端を固くしたきり
- 摩耗や浸食ですり減った小さな領域
- 相対運動における表面の相互作用を扱う工学の分科(ベアリングやギヤのように):それらの設計、摩擦、摩耗、および潤滑
- (特に路面の)摩耗や風雨の浸食でできたくぼみや穴
- シニピッド・スズメバチの幼虫に起因するカシワの摩耗
- 摩耗や消耗による損失
- 何かを磨滅または摩る技術的過程(それを摩耗させる粒子によって)
摩耗と同じ種類の言葉
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