カシワとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > カシワの意味・解説 

かしわ〔かしは〕【×柏/×槲/×檞】

読み方:かしわ

ブナ科落葉高木は短い柄をもち互生し倒卵形厚く、縁に波形鋸歯(きょし)がある。秋に落葉せず枯れたまま越年する。4、5月ごろ新葉とともに雌花雄花とをつける。実はどんぐりで、多数鱗片(りんぺん)からなる殻をもつ。若葉かしわ餅(もち)に用いられるかしわぎもちがしわ。

紋所の名。カシワのかたどったもの。三つ柏抱き柏結び柏など種類が多い。

《カシワの盛ったところから》上代飲食物を盛るのに用いた木の葉

髪長比売に大御酒(おほみき)の—をとらしめて」〈記・中〉

柏/槲/檞の画像
カシワの
柏/槲/檞の画像
カシワの実
柏/槲/檞の画像
カシワの雄花

かしわ〔かしは〕【柏】


かしわ〔かしは〕【黄鶏】

読み方:かしわ

羽色茶褐色また、その肉。転じての肉。


黄鶏

読み方:カシワ(kashiwa

の肉


読み方:カシワ(kashiwa

(1)ブナ科落葉喬木
(2)ヒノキなどを指す(はく)異訓。
(3)食物や酒を盛った木の葉食器
(4)紋所の一。

別名


読み方:カシワ(kashiwa

(1)ブナ科落葉喬木
(2)ヒノキなどを指す柏(はく)異訓。
(3)食物や酒を盛った木の葉食器
(4)紋所の一。

別名 、檞


カシワ

読み方:かしわ

  1. ⑴【】〔花言〕豪気壮麗の意。⑵【黄鶏】上等の鶏肉のこと、花色の毛のは肉が良いところから出た語。

分類 花言葉

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:カシワ(kashiwa

所在 北海道紋別郡遠軽町


読み方:カシワ(kashiwa

所在 北海道河東郡士幌町


読み方:カシワ(kashiwa

所在 埼玉県本庄市


読み方:カシワ(kashiwa

所在 千葉県柏市


読み方:カシワ(kashiwa

所在 愛媛県南宇和郡愛南町


読み方:カシワ(kashiwa

所在 熊本県上益城郡山都町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方:カシワ(kashiwa

所在 千葉県(JR常磐線ほか)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

カシワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 07:48 UTC 版)

カシワ(柏[5]・槲[6]学名: Quercus dentata)は、ブナ科コナラ属落葉高木日本・朝鮮半島・中国の東アジア地域に分布しており、痩せ地でも生育し、海岸で群落になっているところもある。葉は、かつて料理を盛るために使われ、端午の節句の柏餅を包む葉としても知られる。でも葉が落葉せずに枝に残ることから、日本ではが宿る縁起木とされている。


  1. ^ a b c d e f g h 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus dentata Thunb. カシワ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus dentata Thunb. f. angustifolia (T.Ito) Hayashi カシワ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus dentata Thunb. f. grandifolia (Koidz.) Kitag. カシワ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus dentata Thunb. f. erectisquamosa (Nakai) Hayashi カシワ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 田中潔 2011, p. 93.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 101.
  7. ^ a b c d e f g 辻井達一 1995, p. 116.
  8. ^ a b 亀田龍吉 2014, p. 81.
  9. ^ a b c d e 亀田龍吉 2014, p. 80.
  10. ^ a b c d e f 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 230.
  11. ^ a b c d e f 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 144.
  12. ^ a b 辻井達一 1995, p. 118.
  13. ^ 林将之 2008, p. 20.
  14. ^ 庄内海岸の国有林”. 林野庁東北森林管理局庄内森林管理署. p. 51. 2022年4月25日閲覧。
  15. ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 119.
  16. ^ モバイル道庁 道内観光情報・花・赤れんが庁舎前庭の植物・カシワ”. 北海道庁. 2016年11月25日閲覧。
  17. ^ a b アサマNEWSパートナーNo.199 (38)餅菓子の文化と微生物”. アサマ化成. 2022年11月30日閲覧。
  18. ^ 瀧井康勝『366日誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、274頁。 
  19. ^ 辻井達一 1995, p. 117.
  20. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus dentata Thunb. f. pinnatiloba (Makino) Kitam. et T.Horik. ホウオウガシワ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  21. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus x angustilepidota Nakai カシワコナラ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  22. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus x nipponica Koidz. ホソバガシワ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。
  23. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Quercus x takatorensis Makino コガシワ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年1月30日閲覧。


「カシワ」の続きの解説一覧

カシワ

出典:『Wiktionary』 (2021/06/13 13:49 UTC 版)

名詞

カシワ、栢、

  1. ブナ目コナラ属落葉樹学名:Quercus dentata。別名、かしわぎ

翻訳


「カシワ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カシワ」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

カシワのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カシワのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカシワ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのカシワ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS